263話 合格発表 ページ14
ギャングオルカさんは、小さい子どもによく泣かれることが多かったので、ずっと悩んでいたという…だけど…小さい頃の私は
虹美「シャチだ！！かっこいい！！」ﾆｶｯ
ｷﾞｭｯ
ギャングオルカ「え？」
私はギャングオルカさんの足に抱きついた
虹美「ギャングオルカさんはもしかして、シャチの個性なの？」
ギャングオルカ「そ、そうだが…もしかして怖くないのか？」
虹美「え？怖くないよ？だって、とてもかっこいいんだもん！」
祖父「実はな、虹美は魚の中でもシャチが一番好きなんだよ」
ギャングオルカ「そうなんですか…嬉しいな」
その後も遊んだり、あと水族館にも連れてってくれた…そして私の誕生日のときに
虹美「プレゼントなんだろ〜、あ！シャチのぬいぐるみだ！」
ギャングオルカ「それを君にプレゼントするよ」
虹美「やった！！かわいい！ありがとうギャングオルカさん！」ｷﾞｭ
ギャングオルカ「フフッ…どういたしまして」
虹美「今でも大事にしてますよ。プレゼントのシャチのぬいぐるみ」
ギャングオルカ「そうか…嬉しいな、しかしあのときよりもすっかり大きくなったな、しかもとても強くなっている、良い成長だ」
虹美「ありがとうございます！」
褒められちゃった嬉しい！！
「どうかなァ…」
「やれることはやったけど…どう見てたのかわかんないし…」
耳郎「こういう時間、いっちばんヤダ」
麗日「わかる」
虹美「確かに、なんかもやもやするよな」
百「人事を尽くしたなら、きっと大丈夫ですわ」
そして…
目良『皆さん、長いことおつかれ様でした。これより発表を行いますが…その前に一言、採点方式についてです』
ヒーロー公安委員会とHUCの皆さんによった、二重の減点方式で見てもらっていた。つまり危機的状況で、どれだけ間違いのない行動をとれたかを審査するという
目良『とりあえず、合格点の方は五十音順で名前が載っています。今の言葉を踏まえた上でご確認下さい…』
ﾌﾞｩﾝ…
モニターに合格した人の名前がずらりと並んだ
「けっこう受かってるな！！」
「あ！私あったァ、やったァ！！」
爆豪「ばッ！！！」
緑谷「み、み…み…み…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
峰田「みみみみみみみみみみ」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
緑谷「！！」
すると、緑谷出久とモニターにちゃんと名前があったのだ。だが…
夜嵐「よ…夜嵐…！よ…！！…"ゆ"が最後…………やっぱないか」
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作者名：N.I | 作成日時：2022年9月11日 14時
