251話 RUSH！2 ページ50
目良『さて、立て続けに3名通過、現在82名となり残席はあと18名ー！』
上鳴「あら？オイねぇアレ瀬呂たちじゃん！？やったあスッゲオーイ！」
麗日「上鳴くん！やったあ」
瀬呂「スッゲ、オーイ！」
YATTA!YATTA!
爆豪「………通ったんか、デクてめクソ…」
緑谷「かっちゃん…！あ…うん…」
なんか…久々だ。神野以降…以前にも増して絡んでこなかったから…
爆豪「そんな力がありゃ当然だ」
緑谷「は！？(かっちゃんが今…え！？僕を…)な…ええ！？」
爆豪「"借り物"自分のモンになったかよ」
緑谷「…」
そして控室にて…
虹美「おお！おかえり！」
百「皆さんよくご無事で！心配していましたわ」
上鳴「ヤオモモー！ゴブジよゴブジ！つーか早くね皆！？」
障子「俺たちもついさっきだ、優威が一番早かった」
耳郎「爆豪も絶対もういると思ってたけど、なる程！上鳴も一緒だったからか」
上鳴「はァ！？おまえちょっとそこなおれ！」
蛙吹「ターゲットを外すキーが奥にあるわ、ボールバックと一緒に返却棚に戻せって」
轟「A組はこれで11人か」
虹美「となるとあと11人か…だがアナウンスだと…通過82名…枠はあと18人か…」
百「飯田さん大丈夫かしら…」
緑谷「飯田くん…？」
青山「ふっ！merde!僕らは二人…☆戦乱の真ん中これもう生き残るの難しいよ、飯田くん☆」
飯田「何を言う！諦めるなんて誰でも出来るぞ、頑張ろう！」
青山「いやそうじゃなく…ワォ！」
ＴＨＯＯＭ
飯田「流れ弾でやられるぞ！」DRN
青山「………」
それは少し前のこと…
飯田「青山くん！！」
青山「飯田くん一人かい？奇遇だね僕も☆」
飯田「出来る限りAの補助をしている！数名をひとところに集め、俺は他を探しに来たんだ！向こうは八百万くんがいる！彼女なら皆を上手く導くだろう」
青山「……え、つまり君は一人で駆け回ってるのかい？」
飯田「ウム！」
青山「変なの、誰が残ってるかわからないじゃないか！皆、君を置いて通過してたらどうするんだい！？」
飯田「でも君はいたじゃないか」
青山「皆が先に通過してたら、それは良い事だ！」
飯田「俺はA組の委員長。クラスを導く立場だ。時間と脚の許す限りはクラスに貢献したい、兄さんならそうする。俺の行動は、俺の夢の形でもある。とはいえ…俺も仮免は取りたい…試験も終盤にきたからな…捜索を続けつつ取りに行く協力してくれ！」
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月29日 21時
