249話 上鳴電気の思うこと2 ページ48
肉倉「(爆発！？爆豪は丸めたハズ！……爆豪の装備！？)」
ｺﾛｯ
上鳴「爆破の成分入れて、簡易手榴弾にできるんだとよ。前にオシャレかって聞いたら、キレながら教えてくれた」
肉倉「(あの時…渡していたか！)」
爆豪くんは肉の塊にされる前に、上鳴くんに簡易手榴弾を渡していたのだ
そして上鳴くんは指を構え…
上鳴「ところで先輩、良い位置によろけましたね」
肉倉「む！？」
なんと後ろには、上鳴くんが最初に狙い撃った。ポインターがくっついていたのだ
ｼﾞｯ…パリッ！！
上鳴くんはそのポインターに向けて電撃を放つと、その電撃は肉倉くんの体にヒットした
肉倉「ぐああああ！！！？」
時間を遡り、コスチュームの改良で開発工房を訪れたときのこと
パワーローダー「狙い撃ち？」
上鳴「俺、電気操れるワケじゃないんで…共闘がムズいんスよ、なんとかならないかなと…」
するとパワーローダー先生はあるものを取り出した
パワーローダー「ポインターと、そのシュータ」
発目「私と先生の合作ベイビーです。ポインターは着弾箇所にひっつきます！ポインターとの距離が10m以内なら、あなたの放電はポインターへ一直線上に収束します！複数個ある場合はダイヤルでポインター選択。付属のグラスで位置は常に」
上鳴「なんか、頭使う感じ…？でもこれなら、周り巻き込まずに個性使えるんスね」
俺はわかるぜ爆豪…おまえがさっき、相手の攻撃を防ぐのにでけえ爆破じゃなく、わざわざ範囲の狭い新技を連打したのは…転がってる切島や、俺を巻き込まねー為だろ
なぁ優威…おまえはA組のことをよくわかってるよな…爆豪のことを…
ー虹美「爆豪くんはたとえあんな性格でも、仲間を大切に思ってるよ。だから私は、爆豪くんのことを信頼できるヒーローだと思えるんだ、神野事件の時、私を守ってくれたからな」ー
そして切島のことも…
ー虹美「あと私がヴィランに攫われたとき…切島くんが、私の事を救け出そうとしてくれたことが何よりも嬉しかったんだよな、たとえ敵がいようとも、仲間を救けようとする思いは信頼されているっていう証拠さ」ー
あと俺の事も…
虹美「上鳴くんは、爆豪くんと切島くんを信頼している。だからもし仲間を侮辱されたら、そいつらにガツンと自分の思いをぶつけてやれ。私はなA組の皆が…」
必ず良いヒーローになれると私は信じるさ
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月29日 21時
