248話 上鳴電気の思うこと ページ47
爆豪「新技の乱れ撃ち…名付けて徹甲弾・機関銃！！対人用に威力は弱めだけどな」
上鳴「つーかおまえ、方々から同じような理由で嫌われてんな…」
肉倉「ちっ…！(私としたことが…………乗せられた)」ｽﾞｽﾞ…
上鳴「散ったキモイのが……戻ってく！？」
安易な挑発に、直情的精神構造。これらは偏にプライドの高さによるモノ
肉倉「フゥ〜」
ならば！！
ズヌル！
肉倉「私が手折り気付かせよう。帰属する場に、相応しい挙止、それが品位であると」
上鳴「なんなんだこの人は！！」
爆豪「うるせえ奴だ、ブッ殺す」ﾀﾞｯ
上鳴「だー待て試験だぞ、忘れんなよ！もぉこんな戦闘、不毛すぎだろ。早いとこ切り上げっぞ！」ﾊﾟｼｭ
上鳴くんはシューターでポインターを狙い打ったが…避けられてしまう
上鳴「あ、くそ」
肉倉「飛び道具か…目障りだ、先に丸めてやろうか」
爆豪「俺を無視すんな！」ＢＯＯＯＭ
肉倉「してないが？」
爆豪くんの肩には肉の一部が乗っかっていた
爆豪「あアん！？」
肉倉「(高架下から一つ回り込ませたのだ)さて…先程、切島で見たであろう。その肉は…触れたら終わりだ」
上鳴「爆豪！！！」
爆豪「ッソ…！オイ、アホ…コレ…」ｺﾈﾘｺﾈﾘ
ﾌﾞﾝｯ
肉に飲み込まれながらも、爆豪くんはある物を上鳴くんに渡した
上鳴「あ！？」
爆豪くんは完全に肉の塊にされてしまった
肉倉「情けなし、出直してくるがいい」
上鳴「ウッソぉ…」
肉倉「これは示威である、今試験は異例の少数採用、オールマイトが引退し時代は節目。本来であればヒーローは増員して然るべきではないのか？即ち、これらが示唆するは有象無象の淘汰。ヒーローという職を、より高次のモノにする選別が始まったと推察する。私は、それを賛助したくこうして諸君らを排している」
上鳴「試験そっちのけでやることスか…！？おかしーよ、なんかそれ…」
肉倉「徒者が世に憚る方がおかしい。ちなみにこの姿でも、痛覚等は正常に働く。放電は皆を傷つけるぞ、上鳴電気」
上鳴「………さっきから、あんたも大概中傷ひでーからね？効くからやめてほしいんだよね…」
肉倉「それは己に自覚があるからだ。省してくれれば幸い」ﾎﾞｯ
上鳴「俺の事じゃねえよ」FWIP！
ＢＯＭ
すると、上鳴くんが投げたものがいきなり爆発したのだ
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月29日 21時
