247話 相澤先生の思い ページ46
虹美「声が近いよ…エッジショットさんの声、凄く落ち着くけど、たまにドキドキするのなんでだろう…無駄に心がざわつくなぁ…」
百「もしかして…虹美さんの初恋！お相手はもしかして…」ﾎﾞｿｯ
一方でエッジショットはというと…
エッジ「はぁ…最近やたら虹美が心配でたまらない…なんなんだこの胸のざわつきは…最近、虹美が愛おしく感じる…声があの笑顔が…まさか俺は虹美のことを…いやいや俺はプロヒーローで虹美は学生だ…だけどなんか落ち着かない…」
これをこっそり見ていたサイドキックたちは…
「「「(これは絶対相思相愛だ！！)」」」
と思っていたのだという…
虹美「え？まさか昨日の電話聞いてたの？」
百「少し気になってしまって…」
耳郎「気になる！ヤオモモ聞かせてその話！！虹美の初恋！気になるし」
蛙吹「私も少し気になるわ」
虹美「ちょちょちょっと恥ずかしいから！」
観客席の方では…
ジョーク「ガムいる？」
相澤「指挟むやつだろ、いらん。誰が落ちたか通ったか見れないのか、もどかしいな…」
ジョーク「フツーのガムでしたー、それにしてもウチの真堂が、バックリ割ったせいで余計見辛くなったな、何？何！？心配してんの！？」
相澤「………A組ってクラスを、しばらく見ていて分かったことがある」
ジョーク「…」
相澤「連中は気づいてないが、A組はその実三人の存在が大きく作用してる。一人はクラスをまとめ、信頼し中心にいる。そしてあとの二人はクラスをまとめるわけでもないし、中心にいるわけでもない、おまけに二人の仲は最悪だが、その一人が入ると不思議に信頼に溢れてる。それでもいつの間にか三人の熱は、クラスに伝播していく」
麗日「行くよ！」
瀬呂「おう！」
相澤「妙な事だが…大事な渦中に必ずその三人のうちの誰かが必ずいるんだ。ジョーク、俺は心配じゃない、期待してるんだ。あの三人の存在がクラスを底上げしてくれている」
ジョーク「ベタ惚れかよ、キモチ悪ー！」
相澤先生が言ったその3人は…優威虹美と緑谷出久と爆豪勝己だった…
確かに優威虹美はクラスをまとめ、信頼し皆の支えもしくは中心にいるような存在…
それにくらべて、緑谷出久と爆豪勝己はクラスをまとめているわけでもなく、中心にいるわけでもない。仲は確かに最悪だが優威虹美といると信頼に溢れる仲間となっている
3人の熱はいつの間にかクラスを支える柱となっているのだ
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月29日 21時
