244話 仲間の助け合い ページ43
ﾎﾞﾄﾎﾞﾄ
ケミィ「君は誰でもたすけるの？境界は？何を以て線を引く？」
緑谷「いや服は！？何で裸！！着て下さい！！」
ケミィ「やることやったらね」ﾌﾞﾝｯ
ひっかき！？何だよもうこの人！！
ＳＷＡＳＨ！！
ケミィ「もぉ」
テープ！
瀬呂「緑谷、何この羨ましい状況！！」
緑谷「瀬呂くん！！あらゆる意味でナイス！！」
瀬呂「麗日！！」
お茶子ちゃんが彼女に触れようとしたが、それはすぐに避けられる
麗日「(反応凄)」
ババッ
ケミィ「いいトコだったけど…残念…本当に…！本当に！もっと話したかった。でもこれじゃあ、もう無理ね…残念だ。もちろんヤスイナナミさんにも、話したいこといっぱいあったけどね…ウララカオチャコさん、とっても信頼されてるのね」
麗日「は！？なんで虹美ちゃんのこと！」
ﾊﾞｯ
瀬呂「あ、待て痴女」
緑谷「いや、追わなくていい！！ちじょて…個性の関係だろうか、服ごとターゲットを脱いでる。また狙われるリスクはあるけど…時間とか諸々考えて、あの人をポイントにするのは難しい…それより二人は本物だよね？」
麗日「？うん」
瀬呂「ドンパチやってんの見えて駆けつけたんだよ。麗日とはその途中で合流したんだ！」
緑谷「そっか…ありがとう！」
麗日「とりあえず3人！」
瀬呂「皆待つか、他所は10人以上で動いてる。数で圧されるぜ」
目良『また通過者出まして、現在59名です。あと41名通過で終わり！』
瀬呂「一気に増えてく…やべーなどうする」
緑谷「襲われてわかったんだけど…少なくとも、今近くにいる団体ならなんとかなるかもしれない」
瀬呂「は！？すげえな！？どゆこと！？」
緑谷「抜けがけしようとする人がいた。きっと焦っていたんだと思う。多数で少数を狙うって、つまり獲物を取り合うってことだから」
麗日「あぁ…！抜けがけすると多数が段々減っちゃうから、不利になってくんだ…やっちゃいかんやつだ」
瀬呂「じゃあ緑谷は、かたまろうっつってどうする気だったんだ！？」
緑谷「…そもそも"ボールを的にあてる"ってので的当てみたいに考えちゃうけど、相手の個性がどういう性質かもわからず、守られてる上に、動き回る的を狙うのは容易じゃないし、時間もくう…だから」
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月29日 21時
