239話 私の実力 ページ37
虹美side
「いたぞ！雄英だ！！」
「飛んでるのか？ちょっと待て、高すぎだろ！！」
「あれだけ高いと、攻撃が届かねぇぞ！！」
「おい、どうするんだよ！」
おやおや…どうやら上空での攻撃はできないようだね…
虹美「悪いが…君たちのボール使わせて貰うよ」
ﾁｬｷ
虹美「風の舞・狂風！！」
ビュウウウウウウ！！
「なんだ！！風！？」
「あっ！くそっ、ボールが上空に！！」
「んだこれ、風強すぎだろ！！」
ボールを風で上空に集めて、そして…一気に！！
ボールをターゲットに撃ちつける！！
虹美「陰陽羅刹！！！」
ドドドドドド！！
「「「「どわああああ！！？？」」」」
目良『ん？早速一人目の通過者が………うぇ！？脱落者350名！！一人で350人脱落させて通過しました！！なかなか凄いことです！びっくりして目が覚めてしまいました。………というか、もしかしてこの子は…』
ジョーク「うわっ！マジで！！何あの子凄っ！！ヤバすぎ！イレイザー！一体どんな教育してるんだよ！一人で350人脱落させるとか…！！」
相澤「流石だ、優威…個性や実力などがさらに上がっている」
私は地面へと降りると…
ピピッ
『通過者は控室へ移動してください』
ターゲットが光った
条件クリアしたからかな、これで緑谷くん達の負担が少しでも減るだろう
虹美「それにしても、コスチューム変えてよかったな」
パワーローダー先生のおかげで、コスチュームはバッチリだし。個性に対応できるようにアームカバーも改良されている。刀もしっかり固定されてるから抜きやすい
虹美「…強くなってるな…よし！」ｸﾞｯ
？？「さすが雄英高校ね」
突然後ろから声が聞こえ振り向くと…
虹美「君は…士傑高校の…」
ケミィ「凄いね、あっという間に脱落者が出ちゃった。とても強いのね、せっかくの強豪校との交流のチャンスだし、貴方のことを知りたくて」
虹美「悪いが、お喋りなら後にしてくれないか…今は試験中だ。私は早く移動しなければならない…！？…」
ガシッ
虹美「君、今何をしようとした…」
私は突如姿を消した彼女を、すぐに取り押さえる
ケミィ「さすがね、判断力が鈍ってない。私の存在を逸らしたのに、貴方はすぐに反応した」
虹美「一体なんのつもり…」
私は疑問をもちながら彼女に問いかける
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月29日 21時
