私のヒーロアカデミア少女と運命の刃５章 (ページ2)

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204話　お見舞いページ2

私はあの後、悪夢を見なくなり…精神も体調も少しずつ回復していった。すると…

相澤「優威！目を覚ましたんだな」

オールマイト「優威少女！よかった、目覚めたんだね」

虹美「相澤先生、オールマイト！」

忙しい中、相澤先生とオールマイトがお見舞いに来てくれた

オールマイト「優威少女、体調の方は大丈夫なのかい？目覚めてから体調があまり良くないと聞いていた」

虹美「もう大丈夫ですよ、少しずつですが回復はしていますから。オールマイトは大丈夫ですか？」

オールマイト「優威少女には感謝しきれないさ、君の治癒のおかげで腹に穴を開けられたところが、綺麗に治っていた。しかも胃がなかったんだが、君のおかげで胃が再生していたんだ。ありがとう」

虹美「いえいえ、せめて恩返しがしたかったんです。国民を救ったNo.1ヒーローに」

オールマイト「本当にありがとう、優威少女」

虹美「相澤先生、オールマイト、実は話しておきたいことがあるんです」

私は覚悟を決めて話そうとしたが、震えが止まらない

相澤「大事な事か、ゆっくりでいい…話してみろ」

オールマイト「大丈夫だよ、優威少女」

私は全てを話した。オール・フォー・ワンに刻まれた黒い花の痣の事、触れられてキスをされた事、執着されていることを…

虹美「これが、刻まれたその痣です」ｼｭﾙ

私は胸元を見せた。そこには痛々しい黒い花のような痣が身体に侵食していた

オールマイト「これは…何ということだ。オール・フォー・ワン…よくも優威少女に酷いことを」

相澤「痛々しいな…身体に侵食している…命を奴に握られているという事か」

虹美「でも私は、たとえ命を握られていたとしても…ヒーローになる道は、絶対諦めません」

オールマイト「優威少女…」

虹美「父との約束だけは守りたいんです…強くなった姿を…見せてあげたいんです」

相澤「優威、無理はするな…心と体を傷つけられたんだ。焦らずゆっくり進め、生徒をサポートするのが俺の使命だからな」

虹美「っ…ありがとう…ございます…相澤先生…」

オールマイト「私もできるだけサポートするからな、君はヒーローになれるさ」

先生とオールマイトの優しい言葉に私は涙を流した
その後相澤先生が全寮制について家庭訪問をすると聞き、明日また来るといいその場を後にした

虹美「A組のみんな、大丈夫かな…」

私は窓の外の青空を見上げた