41話 爆豪VS麗日2 ページ42
この口から、放つ言葉をプロヒーロー、歓客、生徒、先生動きを止めてはいないが、戦っている2人も聞いていた
私は少し怒りを込めた声で続けた
虹美『ここまで上がってきたお茶子ちゃんの力を、爆豪くんは認めているから警戒してんだろ！本気で勝とうとしているからこそ、手加減も油断ができねぇんだろ！？この2人だけではない！この体育祭は、全員が本気を出して戦っているんだ。誰だって負けたくない気持ちもあるはずだ！！その強い信念や、気持ちを踏みにじったり、それが分からないような奴に、ヒーローが務まる訳が無い！！帰れ！！！！
試合を中断させてしまい申し訳ありませんでした。！以上です』
その時
麗日「そろそろ…か…な…ありがとう爆豪くん…油断してくれて」
爆豪「あ………？」
爆豪くんの距離ならともかく客席にいながら気付かすブーイングしたプロは恥ずかしいよな
低姿勢での突進で爆豪くんの打点を下に集中させ続け…武器を蓄えていた
そして絶え間ない突進と爆煙で視野を狭め、悟らせなかった
麗日「勝あアアァっ！！」
行けっお茶子ちゃん！！
マイク『流星群ー！！！』
相澤・虹美「「気づけよ」」
このお茶子ちゃんが仕掛けた策をみたヒーロー、他クラス、Ａ組の生徒は驚きを隠せていなかったようだ
緑谷「そんな捨て身の策を……麗日さん！！」
麗日(こんだけの瓦礫の量！！迎撃にしろ回避にしろ必ず隙が出来る！その瞬間に超必で距離を詰める！勝つ！！勝って……私も………)
"虹美ちゃんみたいに！"
しかし…
ＢＯＯＯＯＭ！！
瓦礫は一撃にして、砕かれた…
麗日「…………一撃て…」
マイク『会心の爆撃！！麗日の秘策を堂々ー正面突破！！』
やはり無理があったか…
爆豪「いいぜ こっから本番だ 麗日」
麗日(それでも！！！)
カク…
虹美「！」
力が抜けたように膝から崩れた
麗日「ハッ…ハッ、んのっ…体……言うこと…きかん」
虹美「限界か…」
とっくに超えていたということか…
麗日「まだ……〜〜〜…父ちゃん…！！」ｽﾞﾘ…
虹美「！」
お茶子ちゃんが負けてしまった
虹美「相澤先生……ごめんなさい…少し出しゃばってしまって」
相澤「方法にいくつか問題はあったが…安心しろ、お前の言ったことは正しいからな」
ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
虹美「はい…」
私はその後…控え室に向かった
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月6日 9時
