4話 個性把握テスト 2 ページ5
第一種目:50m走
ヨーイSTART！
聞こえた瞬間、風を惑わして、走り飛ばした
2秒04!
そして、握力左87、右96、長座体前屈76cm、立ち幅跳び風の力でグラウンドの端はでとんだので∞、反復横飛び643、そしてソフトボール投げ
虹美「先生本気でいいんですよね」
相澤「あぁ」
そして私は全神経を集中し、ボールを思いっきり投げた。結果は∞
麗日「虹美ちゃんすごいなぁ」
虹美「お茶子ちゃんもすごいよ、同じ結果だし」
次は緑谷くんの番だ
飯田「緑谷くんは…このままだとまずいぞ…？」
爆豪「ったりめーだ無個性の雑魚だぞ！」
飯田「無個性!?彼が入試時に何を成したのか知らないのか!?」
爆豪「 は？」
緑谷くんが投げようとしたそのとき…
個性が消えた…
その正体は、抹消ヒーローイレイザーヘッド相澤先生だった。聞いたことがあったけど、まさかの担任だとは…
青山「彼が心配？僕はね……全っ然」
飯田「指導を受けていたようだか」
爆豪「除籍宣告だろ」
ここで性懲りもなく、玉露覚悟の全力か…
はたまた萎縮して最下位におさまるか…
どっちに転んでも見込みはない
緑谷くんが何かを呟いていたが、私は応援したくなった。彼は実力は持っている、大丈夫だ…
スゥー
虹美「緑谷くん！！」
緑谷くんがこっちを向いたときに、私は拳を突き出し、こう言葉をかけた
虹美「かっ飛ばせ！緑谷くん！」ﾆｶｯ
緑谷「うん！」
虹美さんが応援の言葉を掛けてくれた
それならただ！！全力で！！
相澤「見込みゼロ………」
これまで通りじゃヒーローなんてなれやしない
僕は人より何倍も頑張らないとダメなんだ！
最大限で…最小限に…だから全力で！！
(虹美「かっ飛ばせ！！」)
今、僕にできることを！！！
緑谷「あの痛み……程じゃない！！」
SMASH!!!
力まかせの一振りではなく指先のみ力を集中させたのか…！！
虹美「凄いな…」
緑谷「先生…………！まだ………動けます」
相澤「こいつ………！」
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月6日 9時
