24話 気づいていたこと ページ25
緑谷「虹美さん、大丈夫？」
虹美「大丈夫よ…
緑谷くん、それよりオールマイトが心配？」
緑谷「！？」
虹美「なんとなく分かってたのよね…オールマイトが無理をしているんじゃないかって」
緑谷「なんで分かるの！？」
虹美「戦闘訓練の時に私気づいちゃたんだ、咳込みが激しいし、血を吐く量が多い、これは重症な怪我を…抱えているんじゃないかって、後遺症が酷い状態だと身体が持たないことは分かっていたから、だから…あの時、私は負担がかからないように…手加減していたんだ」
緑谷「そうなの？」
虹美「そうだよ…活動限界が…いつ来てもおかしくはなかったからさ。もしかしてそれを…心配しているのかなって」
緑谷「！」
気づいてたの虹美さん…オールマイトの怪我のことを…
虹美「私、怪我の症状に関しては…詳しいからさ……それに、怪我をしている人は放って置くわけにも…いかないじゃない」
緑谷「……」
虹美さんは気づいていた…
オールマイトが抱えている傷のことを…
虹美「だから無理はしてほしくない…誰かが傷ついた姿はみたく…な…い……」ｶﾞｸｯ
緑谷「虹美さん？虹美さん！！しっかりしてください！」
私は意識を失った…
その後、オールマイトがついに脳無をぶっ飛ばした…
死柄木「チートが…よくも…俺の脳無を…」
オールマイト「どうした？来ないのかな！？クリアとかなんとか言ってたが…出来るものならしてみろよ！！」
死柄木「なら…目的のものを奪い返す！！」
緑谷「させるものか！！」
黒霧「二度目はありませんよ！！」
ドスッ
「！！！！」
オールマイト「来たか！！」
「ごめんよ皆遅くなったね」
麗日「飯田くん…！」
飯田「1−Aクラス委員長飯田天哉！！ただいま戻りました！！！」
死柄木「あーあ来ちゃったな…ゲームオーバーだ、帰って出直すか黒霧…」
BLAM!BLAM!BLAM!
死柄木「グッ！！！」
スナイプ「この距離で捕獲可能な"個性"はーー…」
!?引っ張られる…！！
13号「それは僕だ…!!!」
死柄木「今回は失敗だったけど…………今度は殺すぞ平和の象徴オールマイト…」
プロが相手にしているもの…世界。それは僕たちにはまだ早すぎる経験だった
この襲撃は、後に起こる大事件の始まりだったんだけど、この時の僕らには知る由もなかったんだ
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月6日 9時
