20話 現れる受け継がれた個性 ページ21
虹美side
相澤先生が…怪物に捕まってしまった…
助けたいけど…
敵「よそ見か！！」
虹美「くっ…」
バギッ
相澤「〜〜〜っ!!!!!」
死柄木「"個性"を消せる素敵だけどなんてことはないね圧倒的な力の前ではつまりただの無個性だもの」
グシャ
相澤「ぐぁ…！！」
早く助けないと…
敵がまだいる…しょうがない、刀を使うしかないか
私は敵から少し離れ、刀を持ち構えた
敵「やっと刀を使う気になったか…」
そして私は、刀をゆっくりと引き抜いた…
敵「！！？」
刀に気迫を込めさせたとき、その空気は一瞬で変わった
緑谷「！？一瞬で雰囲気が、変わった…」
敵「なんだこの威圧感は…」
敵「さっきまでとはまったく違う!?」
死柄木「なんだ…」
相澤「！？優威…」
脳無(ピタッ)
それは、脳無の動きが止まるほど、ものすごい気迫だった
ダッ
敵「くるぞッ！！」
刀に炎を纏わせて
虹美「紅炎蓮日…」
ｺﾞｫｫｫｫ
その攻撃は誰もが魅了するほど美しかった
敵「「「グアアアア！！」」」
ドサッドサッドサッドサッ
ｷﾘｷﾘｷﾘ…チャキン…
緑谷「(動きがとても早い！これが虹美さんの力…何人もの敵を一発で！！)」
相澤「(敵を一瞬で倒すとは…戦闘訓練の結果は見たが…まさかこれ程までとは…)」ｶﾞｸｯ
死柄木「すごい…あんなにいた敵を一発で倒すなんてなぁ…是非ともあの力を敵連合に引き入れたい」
そして私は、もう一つの個性を開放させた…
ダッ
虹美「相澤先生を…」
死柄木「！？」
虹美「離しやがれ!!!!!!」
ドガァン！！！！
私は脳無という怪物に思いっきり蹴りをくらわせ
た…
そして私は相澤先生を助け
なるべく敵から離れたところに
虹美「相澤先生、しっかりしてください！！」
虹美「(意識を失ってる！怪我は両腕粉砕骨折、顔面骨折…眼に異常はない、早く助けだしたから後遺症が残らずに済んだ…)」
虹美「よし…」
私は相澤先生に触れた、金色の光が相澤先生の体を包んでいく、すると怪我はみるみると治っていった
死柄木「治癒の力もあるのか…ますます欲しくなったよ！」
相澤先生の怪我が癒えたのが確認できた、あとは…
額の横に指をかざして…
虹美「視力、40%…」ｷｨﾝ
私は辺りを見渡した
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作者名：N.I | 作成日時：2022年8月6日 9時
