メインストーリー 第五話/孤児院で育った可哀想な少年 ページ7
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小さい頃から、親の存在を知らなかった---
『ねぇ、せんせー。おかあさん、って、あったかいの？
らいうにも、おかあさん、くるー？』
「っ……どうだろうねー？雷雨くんがいい子にしてたら、来るんじゃないかなー？」
その言葉を信じて10何年、
何年経っても親が俺の元まで来ることはなかった。
気付いてた。
どうせ、"先生の優しい心掛け"だって、
大人は"優しい嘘をつく"って、
でも、きっと、
心の奥底では、信じていたかったのだろう。
クリスマスは、"親"を欲しがり、
短冊には、"お母さんとお父さんが迎えに来ますように"って書いて、
気付けば周りの子供みんな居なくなって。
ガシャン
「
「でてってよぉぉぉ！！！！！！！！！！！」
いつも優しい先生が、
俺のせいで、
俺が、残ってるせいで
こんなに、なってしまった。
それを自覚してしまったら、もう見て見ぬふりなど出来ない訳で、
翌日、孤児院を燃やした。
メインストーリー 第六話/愛が欲しいからかい上手→←メインストーリー 第四話/優等生
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おいなりの申し子(プロフ) - あげなすびさん» 返信遅れてすみません…！そういっていただき嬉しい限りです…！モチベ上がります、本当にありがとございます！！ (2022年5月22日 6時) (
レス) id: 7d5542f005 (このIDを非表示/違反報告)
あげなすび(プロフ) - 前作も読んでました...！今作も応援します！！ (2022年5月21日 19時) (レス) id: a4623d5dd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいなりの申し子 | 作成日時：2022年5月21日 18時
