[特撮] silver bullet 2 <短編>

○許容/バスコ・タ・ジョロキア ページ6

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からんころん、と音でもしそうなくらい
私の胸は高鳴っていた。









誰だって、久々に恋人に会えるなら
嬉しくなっちゃうよね。









バスコに会える。









それだけで周りの景色も輝いちゃって。
もうおかしくなりそう。









　


「A…！」









待ち合わせ場所をぐるぐると見渡すと、
にかにかと手を降っているバスコの姿。









声にもならない声をあげて、
彼の元へ走り出す。









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その勢いのまま、バスコの胸に飛び込んだ。









「…A」









耳元で囁かれる声のトーンが心地良い。









「会いたかった…嬉しくて泣きそう…」









バスコは笑って私の潤んだ瞳を見た。









「せっかく可愛い顔してんだから泣かねえの」









口ではそう言いながらも本人は満面の笑みである。
相変わらず綺麗な笑顔だ。









「こんな顔他の奴らに見せんなよー？」









特にマベちゃんね、とイタズラに付け加えて
バスコは私の目元を拭った。









「こんな顔って何よー」


「違う、…可愛いから見せたくないんだよ」









ちょっと照れた様にバスコは笑うと、
私にキスを落とした。









「俺だけのAだからな、忘れんなよ？」









繋がれた手はほんのり熱くて、









彼も甘すぎるくらい甘くて。









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でも久々に会えたんだし
まあ良っか、なんて。









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あとがき
リクエストありがとうございました〜！
甘々バスコさんにしようと思ったんだけどこれ甘々って言うのかな、、笑

○ひだまり/津上翔一→←作戦失敗/東條悟

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