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ドリンク ページ3
持ってきたドリンク､本当は違う人が作ってる
榛野麗(ﾊﾙﾉﾚｲ)さん､3年生のマネさんが作っている
それを自分の手柄にしようとするのもいい加減にしろっての
毎回俺と英は榛野さんにお礼を言ってる
タオルだって榛野さんに任せっきり
手を見てみたら荒れ荒れなのに対し､あいつの手はツルツルだ
榛野さんに謝れよおい
国見｢...英翔､これ｣
榛野さんから手紙？
いや､あいつも馬鹿だな
渡してる相手間違ってるっての
まぁ付箋に書いてある内容は味なんだけどね
俺らはアレルギーがある
俺は甘い物アレルギー､英は辛い物アレルギー
まぁボトルには名前が書いてある
勿論､その付箋には俺と英のが逆になってることに気付く
英翔｢はいこれ､英の｣
国見｢やっぱり逆だったんだ｣
ちゃんと飲んだ
やっぱり美味しい
俺の味はしょっぱいに近い感じ
英のは甘い
ちゃんと聞かれた時は驚いた
こんなに苦労して作っているんだって
俺達は全部知ってる
榛野さんに作らせてたり､手柄を取ったり
まぁ今度の合宿でそれも終わりにさせるんだけどね
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作者名：螢(ﾎﾀﾙ) | 作成日時：2017年2月18日 20時
