部活の時間 ページ4
京治が副主将って言うのが不思議
3年生を差し置いて副主将だもんなぁ
成長したねぇ
赤葦｢姉さん､時間｣
馨華｢あっ､そんじゃ行くか｣
私はまた車で梟谷に行った
in体育館
木兎｢あっ朝の！｣
赤葦｢木兎さん失礼です｣
馨華｢京治､良いよ｣
赤葦｢でも...｣
馨華｢京治は優しいね､君も､覚えててくれてありがとう｣
木兎｢えっあっえっと｣
馨華｢あっ､名前言ってなかったね､赤葦馨華､よろしくね｣
木兎｢おっ俺は木兎光太郎です！よろしくお願いしゃーす！｣
元気だ
馨華｢ねぇ京治､この人が主将？｣
赤葦｢そうだよ｣
木葉｢赤葦ー...ってさっきの...｣
馨華｢あっ確か木葉君だよね？｣
木葉｢そうですけど...って何で知ってるんすか!?｣
馨華｢木葉君のお兄ちゃんと同じ大学だからね｣
赤葦｢え｣
木葉｢まじすか｣
馨華｢あっ､京治私も動きやすい格好だからさ､打っていい？｣
赤葦｢マジで今打つの？｣
木兎｢え!?お前の姉ちゃん打てんの!?｣
赤葦｢だから失礼です...姉さんは世界ユースの元選手です｣
馨華｢あんたもそれなりに失礼よ､まぁ『元』世界ユースの選手だけどさ｣
木兎｢でも元って...｣
馨華｢私､怪我しちゃってね､ユース抜けたの､まぁ結構辛かったな｣
本当に辛いって今でも思う
赤葦｢そんで？打つの？｣
馨華｢打つに決まってるでしょ？｣
木葉｢でも怪我って言いましたよね？｣
馨華｢私の怪我は...此処だよ｣
私は自分の目と頭の傷を指した
今でも痛々しい
馨華｢ユースのことボールとる時にぶつかってね､目は視力ガタ落ち､頭から大量出血って感じかな？｣
皆はこの時思った
『ユース怖ぇ』
と←
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作者名：螢 | 作成日時：2017年2月12日 8時
