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JM side
僕って本当に最低だ 。
あんなにも泣かせといて
待ってるだなんて今更 ..
「 はあ .. 」
小さく吐いたつもりの溜息が
予想以上に大きく響いた 。
「 ヒョンこれで何度目です？溜息。 」
「 えっ .. 僕そんなにしてる？ 」
「 とぼけないでくださいよ
溜息するたび俺話しかけてるんですけど。 」
と、そんなじょぐぎの声さえも
今は凄く遠く感じる位に呆然としてしまう 。
ずっと会いたかったA 、
でも実際傷付けたのも僕だし
別れを切り出したのも紛れもなく僕だ
その理由と言えばまあ本当に
くだらないって言うか在り来り ... ？
世にいう別れる為の口実ってやつに使う言葉
そのものが僕の心の中に芽生えてしまったんだよ
Aはいつも男女問わず人気で
自分で言うのも何だけど僕もまあ人気があって 、
その 学年トップの男女カップル
だなんて言われてたくらいなんだけど 。
ある日ふと思ったんだ
毎日の様に告白される彼女の姿を見て
僕ってもしかしたら邪魔なんじゃないかって
それを口に出してしまったらAはきっと
そんなことないっていうざるを得ないでしょ 。
だから最後に大学生活をA色に
染めてから覚悟を決めよう .. ってね 。
そんなこんなでAとの夢みたいな
甘い生活の終わりが来て僕は彼女の前から
僕の存在がまるで夢だったかのように全て
消し去り別れを告げ逃げ続けたんだ
彼女の姿を見てしまったらきっと 、
僕は何があっても手放せなくなるから 。
君が堪らなく欲しくなるから 。
だけどね聞いてA
僕は君と別れ苦痛だった2年間も 、
1秒たりともAを忘れられなかったし
1秒もA以外の女の子と関わりを持たない様に
毎日避けて過ごして来たんだ
ねえ 、もう一度"僕を見て"
続く (更新停止中)
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作者名：華 | 作成日時：2019年11月25日 18時
