六十四の呼吸 ページ14
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騒がしい一日が終わり、皆寝静まったその日の夜
Aは一人で縁側に腰かけていた
まぁ正確に言うとその肩には炭治郎の鎹鴉がいる
『ねえ鴉』
「ナンダドウシタ、急ニ」
私は今日の戦いで疑問に思った事を鎹鴉に言う
『今日さ、あの屋敷にいた鬼に女の方は稀血かって言われたんだよ……だから、私ってもしかして』
「オ前!!自分ガ稀血デアルト分カラナカッタノカ?!」
『やっぱり私稀血なの?!嫌なんだけど!!』
「血液ノ問題ナド、今更ドウスルコトモデキナイダロ、バカガッ!!」
『え、待って今馬鹿がって言った?え?』
「逆ニ鬼殺隊士トシテハ好都合デハナイカ!!」
『いや確かにそうかもしれないけど…』
「睡眠モ治療ヲ早メル方法ノ一ツダ!!早ク寝ロ!」
そう言って面倒くさくなってきたのかバサバサと
どこかへ飛んでった炭治郎の鎹鴉
『…はぁい』
__________
この数日、善逸は禰豆子が妹だとわかるや否や
善逸は炭治郎にヘコヘコしだした
伊之助「猪突猛進!!猪突猛進!!」
ドガッ
『いってぇぇええええ!!!やめろ伊之助!!』
伊之助「俺の行先にいるのが悪ぃんだよ!!」
『はぁああ???!?』
伊之助はところ構わず頭突きをしてくる
(私だけ頭突きする回数が多いんだけど何?)
『うん、もう大分治ったね骨折』
炭治郎「そうだな、これならもう大丈夫そうだ」
善逸「禰豆子ちゃあん!これお花あげる!!」
禰豆子「むぅ!」
伊之助「おい、鴉と…鷹?来たぞ!!」
「「「ッ?!」」」
バサバサッ
「四人共々ォオオッ!!」
「那田蜘蛛山へ一刻モ早ク向カエッ!!」
「「「那田蜘蛛山ァ??」」」
『…っ』
_______
炭治郎「では行きますお世話になりました!!」
『ほんとにお世話になりました!!』
私たちがそう言うと、切り火をしてくれたお婆さん
炭治郎「『ッ!ありがとうございます!』」
伊之助「何すんだババァ!!」
善逸「馬鹿じゃないの?!切り火だよ、お清めしてくれてんの!!」
『これから危険なところ行くからね〜…ほんと』
「どのような時でも誇り高く生きて下さいませ」
__……誇り高くか
『はい!!』
歩いて一時間…私たちは
那田蜘蛛山へ着いてしまった…で、
善逸「気持ち悪くなんてない!!お前らが異常だ!!」
善逸が案の定駄々をこね始めた!!
ガサッ
『ッ!!人!』
「たす…ッ、助けて」
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ザクロ(プロフ) - みなさん» 無理矢理柱合会議に入ってしまいました...!コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2020年2月26日 22時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 柱との再開!柱合会議に入りましたね!!更新頑張ってくださいね!楽しみにしてます! (2020年2月25日 21時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - ミニさん» 最近なかなか更新できず、すみません!更新頑張ります! (2019年12月29日 17時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
ミニ - 更新楽しみにしてます (2019年12月22日 23時) (レス) id: 5a1c8c6245 (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - 花桜さん» 頑張って更新します!楽しみにしてくださり嬉しいです!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ザクロ | 作成日時:2019年9月10日 23時