【鬼滅の刃】私が大正時代にいるのは未来を変えるためだと思うんだけど誰か説明して【弍】

五十八の呼吸 ページ8

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ふっふっふ、私は全集中の呼吸を毎日続けてるから捕まらないもんねｯ！！


『…ん、ちょっと待って善逸…肋折れてる？』

思いっきり蹴られてたし…


善逸「え？、わかんない…けどすげぇ痛い」

『後でお医者様に見てもらおう…』



伊之助「おいまだかよ！早くやろうぜｯ！！」


『はいはい！！じゃ、善逸…この薬怪我した所に塗っといてね、正一君善逸をお願い！』


正一「わｯ、分かりました！」






ザッ


『よしｯ、今から五分間私は君から逃げる！その五分間の間に私を捕まえてみせろｯ！！』


たしか…ここに来る途中の店で買った懐中時計があったはず、デザインに一目惚れしちゃったんだよね、……ｯあった！


伊之助「フハハハハｯ！！上等だゴラァｯ！」


『正一君！！始めって言ってもらっていいｯ？！あと、はいこれ！懐中時計だから！！』


善逸と正一君のところに向けて懐中時計を投げる
キャッチしてくれるって信じてるぜ


正一「わｯ！おっとっと…ｯ危ないなぁもう、はい！……では、始めｯ！」




ザッザッザｯと合図が来た瞬間こちらに向かってくる伊之助…


伊之助「何止まってんだァｯ？！捕まえんぞｯ！」


そう、私はそのまま棒立ち

伊之助が目の前に来た所で


『ふふｯ』


ヒュッ と上へ素早く飛び一回転して
伊之助の後ろに音を出さないように着地した


伊之助「あ"ｯ？！どこだｯ！！」


とんとん

『こっちこっち』



勢いよくこっちに振り返った伊之助


伊之助「ｯ？！…いつの間にｯ…この！！」



片手を勢いよく振り、私の隊服を掴もうとするも

その手は私の隊服に届かなかった！！


伊之助「ﾝｷﾞｨｨｲｲ"ｲ"ｯ！」


ｯこれは、伊之助相当イラついてるなｯ！

……この後仲良くなれなかったらどうしよう
嫌だｯ！！仲良くなりたい私はｯ！


と思いながらも伊之助の手を交わしていくA


『おｯ、…よｯ！！っと！』





＿＿＿＿気づいたら四分が経とうとしていた



善逸「すｯ、すげぇ」

正一「ほんと…ですねｯ」



ガラッ


善逸「ｯ？！、あっ炭治郎ぉｯ！」


炭治郎「善逸ｯ！もう戻っていたんだな！！…その傷は鬼にやられたのか？！」

善逸「え？あぁ、いやこれは＿＿＿」


正一「兄ちゃんｯ！てる子ｯ！」

清「正一ｯ！」

てる子「お兄ちゃんｯ！怖かったよぉｯ」


兄妹水入らずの感動の再会だ…ｯ


炭治郎「猪頭？ﾊｯ…善逸ｯ、Aはどうしたんだｯ？！」





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