五十弍の呼吸 ページ2
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話を聞くと
お兄さんが"化け物"につれていかれた事
そしてその兄の血の後を辿ってここまで来た事を
子供たちは話してくれた
善逸「___ずっと聞こえる、鼓か?これ…」
『鼓?!』
炭治郎「音?音なんて…」
その瞬間
ポンッ__ポンッ!!
建物の2階から何かが落ちてくる
炭治郎/善逸「「ッ……!」」
『ッ!…見ちゃダメ!!』
てる子/正一「「ッ!?」」
私はすぐに子供たちを抱き寄せた
ドンッと音を立て下に落ちたのは、
血塗れの"人"
炭治郎がすぐに駆け寄り、声をかける
炭治郎「大丈夫ですか!!しっかり、…ッ!」
炭治郎のあの様子から見るに、
あの人は……もう…
グオォオオ ォ ォッ
建物の中から何かの雄叫び…そして鼓の音
てる子「キャーッ!!」
正一「ヒッ…」
『大丈夫ッ、大丈夫だよ』
しがみついてくる二人を
さっきよりも力をつけて抱きしめる
『…正一君、お兄さんは何色の着物を着てた?』
正一「ッ、柿色…柿色の着物をきてるッ」
炭治郎「…ッ!、善逸!A!行こう!!」
『うん!、了解ッ……善逸?』
お、おぉ?善逸く〜ん??
首をブンブンふってどうしたんだァい?
炭治郎「…そうか、わかった」
『たッ、炭治郎…?、ヒィッ』
炭治郎の顔がッ…恐ろしいことに!
炭治郎が歩き出した瞬間、
善逸が炭治郎に後ろからしがみつく
善逸「何だよォッ!!なんでそんな般若みたいな顔すんだよォッ!!行くよォォッ!!」
それに構わず歩く炭治郎
炭治郎「無理強いするつもりはない」
善逸「行くよォッ!!Aちゃんも行くしィッ!!」
『…くふッ』
やっべ、笑いが漏れた
子供たちの前に禰豆子の入った箱を置く炭治郎
てる子/正一「「?!」」
炭治郎「もしもの時のためにこの箱を置いていく、何かあっても二人を守ってくれるから」
『じゃ、行こうか』
炭治郎「あぁ」
善逸「うぅううッ」
_____in屋敷
うわぁ、玄関から広いねここ…てか
後ろのプルプルしながら着いてくる善逸が
めっちゃ可愛いッ←
善逸「炭治郎ッ、Aちゃんッ…守ってくれるよな?俺をッ、守ってくれるよなぁ?!」
炭治郎「善逸… 、ちょっと申し訳ないが前の戦いで俺は肋と脚が折れている、まだ完治してない」
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ザクロ(プロフ) - みなさん» 無理矢理柱合会議に入ってしまいました...!コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2020年2月26日 22時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 柱との再開!柱合会議に入りましたね!!更新頑張ってくださいね!楽しみにしてます! (2020年2月25日 21時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - ミニさん» 最近なかなか更新できず、すみません!更新頑張ります! (2019年12月29日 17時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
ミニ - 更新楽しみにしてます (2019年12月22日 23時) (レス) id: 5a1c8c6245 (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - 花桜さん» 頑張って更新します!楽しみにしてくださり嬉しいです!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ザクロ | 作成日時:2019年9月10日 23時