7 デート？ �� 安室side ページ8
｢でっ、デートですか！？｣
僕がA さんにデートを申し込めと、
梓さんが言ってきた。
｢そうです！だって安室さん、Aちゃんのこと好きでしょ？誘ってみるしかないじゃないですか！｣
｢ちょっ...僕は彼女のこと好きだなんて一言も...｣
言ってはいないが、惹かれているのは確かだ。
花の咲いた笑顔だけでなく、仕事をしている時のお客さんへの親切な対応や真剣さ、まだ高校生だというのに色っぽい、女性らしい仕草全てに、僕は惹かれつつある。
｢そんなの聞かなくても顔に書いてありますよー！
で、今度の金曜日。私もマスターもシフトないんです。その日にお食事にでも誘っちゃってください！！｣
｢で、でも、お食事に誘っただけじゃ断られるんじゃ...｣
｢なら、話があるとか言えばいいんですよ！
Aちゃん真面目な子だし、そういう用件なら来てくれると思いますよー！｣
確かに、Aさんはとても真面目だ。
最近の高校生はもっとちゃらちゃらしているものかと思っていたけど、彼女からはそんなものを一切感じない。とても大人っぽい。
｢Aちゃん、すごい大人っぽいから、ちゃんと1人の女性としてエスコートしてあげるんですよ？｣
｢エスコート...ですか...｣
｢そう！大人っぽい子って自分が大人として扱われる事がとても嬉しかったりしますから。気をつけて下さいねー！｣
彼女とは2人きりになりたい、と思うことはあったが、まさかこんな早くにそうなろうとは...僕の心臓はもつだろうか
金曜日、仕事中に声をかけようとするが、丁度いいタイミングでお客さんが入店してしまう。
2人きりなれたのは閉店後、お店の掃除をしている時だった。
彼女は僕の誘いを承諾してくれた。
まさか本当にOKしけくれるとは思わなくて、嬉しくてつい、年甲斐もなくガッツポーズをしてしまった。
早く掃除しちゃいいましょう！と厨房に向かった僕の足取りは軽かった。
掃除を終え戸締りもした。
問題はここからだ。
“女の子はさりげなーい気遣いにキュンとするんです。例えば車道側を歩いたりとか！”そんな梓さんの言葉を思い出した。
Aさんに気づかれないように車道側を歩く。
こんなんでエスコートできているのだろうか...
“車に乗る時にドアを開けてあげるとかもいいですよー！”
｢さあ、こちらです。｣
｢あ、ありがとうございます。｣
少し動揺し、照れたような表情が可愛らしかったので、エスコートも悪くないなと思った。
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零(プロフ) - ギャグじゃない、ぴえんって、ギャグ大好き過ぎて草ギャグ大好きな人、好きです← (2020年5月8日 4時) (
レス) id: 65b70f381b (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - アオさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。ご心配ありがとうございます。作者、生きてます。更新したのでよかったらまた読んでやってくださいませ。 (2019年8月8日 22時) (レス) id: 0b29ddadeb (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - のんのんさん» お返事が遅くなって申し訳ありません。応援ありがとうございます！中々亀さん更新になってしまうのですが...頑張ります！！ (2019年8月8日 22時) (レス) id: 0b29ddadeb (このIDを非表示/違反報告)
アオ - はじめまして。この作品暫く更新されていませんが、大丈夫ですか？ (2018年5月5日 20時) (レス) id: e874f23264 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - すごくいい話ですね！ 応援してます！ 更新頑張ってください！！ (2017年5月7日 17時) (レス) id: 925f4d298b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ x他1人 | 作成日時：2016年5月5日 17時
