18 もしかして？ 貴女side ページ20
｢何ッ！？ベルモットが！？｣
｢ええ、この間の月曜日...コナン君たちが帰った後ポアロに来たのよ。｣
木曜日。私はコナン君に話があるからと連絡を取り、阿笠博士の家に招待された。
目の前の小さな名探偵君はとても小学生1年生には見えない表情を見せた。
｢Aさん...そういうことは早く教えてよ...｣
｢ごめんね...バーボンにも注意を払われているあなたに迂闊に接触するわけにもいかなくて...彼のシフトがあって私のシフトがない日は今日になってしまったのよ｣
｢そうなんだ...それで、それから何か動きはあったの？｣
｢特にないよ。と言っても、バイト中と家に帰るまでの間にはだけれど...｣
コナン君は黙って考え込んでしまった。
｢あのね、Aさん...もしかしたら...本当にもしかしたらなんだけど...｣
考え込んだままの姿勢でそう言われる。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
インターホンが鳴った。
コナン君と一緒に玄関が見えるところまで行く。
阿笠博士がドアを開けると男がいた。
｢すみません...ビーフシチュー作りすぎちゃって...お裾分けにきたんですけど...どうやらコナン君と女性のお客様がいるようですね。｣
｢おお！昴君！いつもすまんのぉ！｣
｢あ！昴さん！｣
昴さん、と呼ばれた男はコナン君と面識があるらしい。
｢やあ！コナン君！そちらの女性は？｣
｢あ、えーと...｣
大きな鍋をカウンターに置きながらコナン君にそう尋ねた。
｢初めまして、柊Aです。コナン君とはバイト先の喫茶店で仲良くなったんです。｣
｢ほぉ...｣
彼はクスっと笑った。
｢僕は沖矢昴と言います。コナン君とは事件で知り合って...今は訳あってこの家の隣の工藤氏の家に住まわせてもらっているんですよ。｣
沖矢昴...名前に聞き覚えはないが、この雰囲気どこかで...
｢それじゃあコナン君。また今度あの事について話し合おうじゃないか｣
｢あ...うん！ばいばい昴さん！｣
そう言い残して沖矢さんは帰ってしまった。
｢あの事って？｣
｢ほら！昴さんって僕と同じでシャーロキアンだからさ！今度その話について話そうって言ってたんだよ！｣
｢そうなんだ...で、さっき言いかけたことって？｣
｢あー、うん！なんでもないや！ごめんね！｣
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零(プロフ) - ギャグじゃない、ぴえんって、ギャグ大好き過ぎて草ギャグ大好きな人、好きです← (2020年5月8日 4時) (
レス) id: 65b70f381b (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - アオさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。ご心配ありがとうございます。作者、生きてます。更新したのでよかったらまた読んでやってくださいませ。 (2019年8月8日 22時) (レス) id: 0b29ddadeb (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - のんのんさん» お返事が遅くなって申し訳ありません。応援ありがとうございます！中々亀さん更新になってしまうのですが...頑張ります！！ (2019年8月8日 22時) (レス) id: 0b29ddadeb (このIDを非表示/違反報告)
アオ - はじめまして。この作品暫く更新されていませんが、大丈夫ですか？ (2018年5月5日 20時) (レス) id: e874f23264 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - すごくいい話ですね！ 応援してます！ 更新頑張ってください！！ (2017年5月7日 17時) (レス) id: 925f4d298b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ x他1人 | 作成日時：2016年5月5日 17時
