誠凛高校バスケ部の主将の弟でキセキの世代の幻の７人目 (ページ16)

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１４話ページ16

リコ
「(A君は､周りを見ながら状況を判断して他の1年生達に指示をしてるし､
自分の影を薄くすることもできるし､

A君がシュートを打ったら100%の確率で絶対に入ってる｡
パスも相手の取りやすいところに出してる｡

それに､2年生はA君相手だとすべて負けてる…！？)」

『(リコねぇ､気づいちゃったかな？)』

リコ
「(元帝光中のレギュラーで､
キセキの世代の誰もが頭脳戦でも､
バスケでも､勝てない選手…
噂は聞いてたけど実在するなんて…

『キセキの世代』､“幻の7人目”
【コート上の司令塔】・【帝光中の天使】！！！)」

「うぉー！信じらんねェ､1点差！」

スコアボードには【36：37】

そして、慎二にぃから凛之助にぃへのパスを､
福田君がスティールし､そのボールはテツ君の手に｡

日向「しまった！」

ゴールに向かうテツ君と､
それを追いかける順平にぃ達｡

「うぉー！」
「行け黒子ー！」

1年は盛り上がり､順平にぃ達は急いで追いかけ､
誰もが1年の勝ちと思っている｡が＿

…僕は嫌な予感しかしない｡

黒子君はフリーなまま､
レーンアップするが…

カコンッ

降旗／河原／福田「「…はー」」

フリーでレーンアップを外す黒子君を見て､
1年3人は顔を青くする｡

火神
「だから弱ぇ奴はムカつくんだよ！ちゃんと決めろ＿＿＿＿＿タコ｡」

外れたシュートを火神君が取り､

ガコンッ

ダンクを決めてミニゲームを終えた。

その時の黒子君と火神君が､
黒子君と＿＿に被ってしまった｡

嫌な予感がする…