いつまでもふたりで (ページ3)

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みんなで買い物ページ3

ドラコ一家とお母様とお父様とみんなでダイアゴン横丁に向かおうとしている。ルイは友達と課題をするらしく私たちの入学準備の買い物には着いてこなかった。

ナル「今年も人が多いわね」

母「ドラコくん、A、
ちゃんと2人に着いていくのよ」

『もーわかってるって』

ナル「Aちゃんはおっちょこちょいだからね。
ドラコ、はぐれないようにしっかり見るのよ」

ドラ「A、しっかり僕についてくるんだぞ」

　『ドラコこそちゃんとついてきてよね』

父「じゃあ2人とも
しっかりと僕たちについてきてね」

そう父が言ったあと、お母様とナルシッサさんとわかれた。2人は今から最近できたカフェに行くらしい。2人で外に出かけるのは久しぶりらしく2人とも朝から張り切っていた

教科書類はルシウスさんが事前に手配してくれたらしくスムーズに受け取ることができた。マルフォイ家は権力が違うなと子供ながらに感じれた。

父「僕とルシウスは今から買うものがあるから
　 2人で制服の採寸に行けるかな？」

　『私は行けるよ！』

ドラ「ぼ、ぼくだって行ける」

ルシ「ドラコ、Aちゃんをしっかり見るんだぞ」

　『ルシウスさん、私はそんな子どもじゃありません』

ほっぺをぷくっと膨らませて、ルシウスさんの方を向いた。そうか、それはすまなかったと言ってルシウスさんは頭を撫でてくれた。

ドラ「おまえはすぐ迷子になるからな」

そう言ってドラコは私の手を握った。
ドラコの手からほのかに温もりを感じた。

　『私、そんなに子どもじゃない』

ドラ「いいから行くぞ」

ドラコの手を握ったまま
マダム・マルキンの洋装店に向かった。