初めての『嘘』 ページ15
「…やばい」
【37.5℃】
「風邪ひいた…」
ｿﾞ「おーい、A〜？」
「な、なんですか〜?」
ｿﾞ「飯食うでー」
「あー、ごめんなさい…食欲ないです…」
ｿﾞ「珍しいな。
なんかあったんか?」
「あ、いえ…。
その…ゲームがいい所なんですよ!」
ｿﾞ「そうかー。
あ、今日撮影あるん?」
「ないです。」
ｿﾞ「分かったわ〜」
「あ、やばい!やられる!
じゃ、また後で!」
___
「…はぁ」
「嘘ついちゃった〜!(泣)」
「ほんまはゲームなんかしとらんのに…」
ｺﾝｺﾝ
(ビクッ)
「は、はーい?」(ｶﾞﾁｬ)
ｿﾞ「はい、風邪薬と粥」
「…え?」
ｿﾞ「風邪ひいたんやろ。
早めに寝えや。」
「え、でも僕何も風邪ひいてるとか言ってない…」
ｿﾞ「声で分かるわw
何時もより弱々しい声。
熱は?」
「…37.5℃です」
ｿﾞ「高いな…
まぁとりあえず薬飲んで寝ときや」
「兄様〜(泣)」
ｿﾞ「あ、あとデコ冷やしときや」
「はぁい…」
「でも冷えピタ嫌い…(ﾎﾞｿｯ)」
ｿﾞ「兄ちゃんが貼ってやっても嫌か?」
「嫌じゃ…ないです…」
ｿﾞ「じゃあ、ベッドに横になって待っとき
兄ちゃんが冷えピタ持ってったろ
あと、粥も食べさせてあげるからな？」
「はい…」
(兄様…やっぱり優しい…)
___
Aに看病をしてあげていたゾム。
撮影の時は傍を離れてしまったが、それ以外はずっと。
Aの風邪は直ぐに治り元気に撮影に戻れたという。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プラトニック・ジョーカー(プロフ) - 斎藤総夜さん» コメントありがとうございます。私も無料部分は少しだけ読みました。無理せず思いついた時にでも書きますね。 (2021年5月4日 21時) (
レス) id: 3ba847a90f (このIDを非表示/違反報告)
斎藤総夜(プロフ) - ブロマガは入国しなくても見れますよ！後半？は有料でしか見れないですが…。無料部分だけ書いている人もいるのでぜひ書いて欲しいです！(無理はしないでください…！) (2021年5月4日 20時) (レス) id: 49b5f6a46b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：プラトニック・ジョーカー | 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2020年11月28日 15時
