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umi:ねーAー
umi:今日オムライスに1票
umi:もう寝たの〜？
あれから1ヶ月。
彼とはこうしてメッセージのやりとりをしたり、うちに上がり込んでは一緒にご飯を食べたり、ゲームをしたり。
恐ろしいことにいつの間にか私の人生にずかずか入り込んできた彼に心を許しつつある自分さえいる。
そんなところが彼の魅力なのかもしれないけど。
あんな出会い方でも縁てあるものなのかな、なんて思ったり...
出会った日を思い出すだけで思わず苦笑いが出る。
そして、彼についてわかったことがいくつかある。
名前はウミくんじゃなくて海人くんで、年齢は私の２つ上だということ。
そしてジャニーズJr.だということ。
キンプリのファンである以上、彼がジャニーズだったことに驚きを隠せなかったけど、それ以上に飾らない彼にいつの間にか私も自然に振る舞うようになった。
一つ屋根の下で一緒にご飯を食べて、たまに泊まってはその足でそのまま仕事に行く。
ただ彼は一切私に手を出してこない。
この関係に名前をつけるとしたらなんだろうか。
友達？...なんか違う気がするけど、
つける名前なんてないほどの関係なのだろう。
出会った日、私に気になるとなぜ伝えてきたのか未だに聞けずにいるのも事実。
「本気で誰かを好きになったことないでしょ」
その言葉を私に投げかけた理由も。
ヴヴッ
umi:もうAんちの前来ちゃった〜いれて〜
ほらまた。
ケータイの画面を開くと海人くんからのメッセージ。
私が家にいなかったら一体どうするつもりだったのよ...
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作者名：さちゃん | 作成日時：2022年2月11日 12時
