19. Ryosuke side ページ19
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自分の出場する競技が少し落ち着いたから保健室まで足を運ばせると中から聞こえてくる二人の話し声
『なぁまじダメなんだって』
「なにが、」
『俺も男なの』
「しってる」
なんとなく今入ってっちゃいけねぇなって扉の前で立ち止まる
『わかった?大人ってこういうこと、』
うっすら聞こえたその言葉に顔をしかめるとガラッと勢いよく開いた扉
相当慌てた様子の有岡さんは俺を見て驚くも余裕そうに
『盗み聞き?趣味悪いねぇ笑』
って笑うんだ。
山「Aのこと本気ですか?』
歩きだそうとした有岡さんに問いかける
『言わなきゃいけない?』
山「俺はAが本気で好きです、」
『.......』
山「だから、遊びなら離れてください」
『.......離れてぇのはこっちだっての、』
ボソッと言うからよく聞き取れない
なにかに耐えるように唇をぎゅっと結ぶ横顔
山「とにかく、Aのこと...」
『大丈夫、本気じゃねぇから』
俺の肩にポンっと叩いてその場から去る有岡さん、
肩を叩いた左手は震えていた気がした。
でもそんなのどうでもいいくらいに、喜んでる自分がいた
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あーだ(プロフ) - 大貴中毒さん» コメントありがとうございます(^-^)そんな褒められると照れちゃいます……笑大貴中毒さんのような応援が私のモチベーションに繋がってます、これからも応援よろしくお願いします♪♪ (2020年5月3日 14時) (レス) id: dd6cbdd76b (このIDを非表示/違反報告)
大貴中毒 - あーださんのお話すごく面白くて大好きです!JKと駅員さんめっちゃギュンってします!これからも更新頑張ってください! (2020年4月23日 23時) (レス) id: a06e75bb6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーだ | 作成日時:2020年4月2日 2時