Forbidden love / Daiki.A

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ご飯を食べ終わりソファでまったりとテレビを見る

大貴はいつもと変わらぬ様子、
こうやって当たり前だった生活がなくなっちゃうんだって思うと少し不安になるけどその当たり前だった生活が元々良くないものだって自分でもわかってるから、だから私はこの生活から卒業しなきゃいけない。





「...ん、

え、大貴？」


『ごめん、したくなっちゃった(笑)』




突然キスしてきた大貴
したくなっちゃったって軽く笑ってるけどこっちは心臓が張り裂けそうなくらいバクバクしてる




『なあ、もういい？』




いつもはそんなこと言ってこないのに、と思いながら首を縦に振る、私が頷いたのを確認するとテレビをそっと消し大貴の唇が私の唇に重なる


だんだん深くなっていき大貴は私の腰を支えながらソファに押し倒す、
大貴が私の服に手をかけたときその手はピタリと止まった





『...ごめん、』




まるで自分を抑制するようにその言葉が発せられた




「え、？」




あまりに突然すぎて戸惑うことしかできない、




『俺ね、山田に言われたの』


「...なんて？」


『Aのこともっと大事にしろって、』


「そ、う、なんだ、」




今更すぎる、
散々私のこと遊びに遊びくってたくせに。
涼介も涼介だ、なんで大貴から旅立とうと覚悟してるのにそんなことわざわざ大貴に言うの？余計なお世話だよ...
まぁでもそんな私の気持ちなんて伊野尾くんと咲良しか知らないから仕方がない




『でも俺さ、Aの前だと歯止め効かなくなんの、続きしちゃだめ？』




だからその上目遣いに弱いと何回言ったらわかるのだろうか、結局私はまた頷いてしまった。

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