Forbidden love / Daiki.A

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大貴と会う時は大抵家だからこうゆうデートというものをしたことがない、まぁ元々付き合ってるわけではないんだけど...




伊「ちょっと休憩...俺もうそろギブ...」


「水買ってこようか？」


伊「どこにも行かないでね、」


「行くわけないじゃん、...」




変なことを言い出した伊野尾くんに戸惑いながらも近くの自販機まで水を買いに行く、




「はい、お待たせ。ごめん、ちょっと調子乗りすぎた...」




苦手って言ってる人をさすがに連れ回しすぎた





伊「はぁー、ほんと俺情けねえ、自分で連れて来といてこんなだっさいとこ見られてさ...」


「.....伊野尾くんは、ダサくないよ、」


伊「いや、ダサいよ(笑)」


「ほんとだもん、伊野尾くんといると笑顔になれるし今すっごく楽しいよ？」


伊「はぁ、」





本日2度目のため息、なにか余計なこと言っちゃったかなと反省する




伊「...ねえAちゃん、」


「ん？」


伊「それ本気で言ってる？」


「もちろん、？」


伊「俺Aちゃんのこと好きなんだよ？」


「う、ん？」




改めて言われると少し恥ずかしい




伊「もうちょっと警戒心持ちな、」




「俺も男だからね」とだけ言い残し頭をポンポンと２回撫でてトイレに向かった伊野尾くん、

さっきから心臓がうるさい、
伊野尾くんのこと好きになるわけないのに、
私はずっと大貴が好きなのに、
何にこんなドキドキしているのだろうか？

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