Forbidden love 2 / Daiki.A

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「.....えっと、ごめん！涼介から伝言聞いて荷物取りに来た！」



沈黙が辛くて咄嗟に出た言葉がこれだった



『.....』



それなのに大貴は黙ったままで何を考えてるのか全然わからない



「ほんとごめんね、これすぐ片付けてさっさと帰るから.....え、？」

『...A』



突然涙を流し出した大貴



『...これ、夢じゃない？』


「う、ん？現実かな(笑)」



大貴の涙を見ないふりして明るく振る舞う



『現実、...』



そしてまたなにか考え始めてしまった大貴
その間も私はひたすらに手を動かして片付ける



『...A』


「んー？」


『...なんでもない、』



え、気になるじゃんか...
しかもさっきからずっと見られてる気が...



「...あ！え、あれ？大貴バイトは？」



なんか忘れてたけど6時からバイトじゃないの？



『え、？バイトなら今終わったけど？』


「は？うそ、」


『いや冗談つくかよ(笑)』


「ってことは...ああ！もう涼介のバカぁ...」



くそお！涼介のやつはめやがった...

でも意外に自然と大貴と話ができていてまだ自分の中に大貴がいることを自覚する

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