女子力23 ページ27
「A！！！」
わぁお
そこには乱暴にあけられたドアと肩で息をしている汗だくなノートンの姿があった
「お…おう？？？」
どうしたよ、本当にどうしたよ
「ちょっと今いい？？？」
そういって有無も言わせず私の腕をつかみ部屋から引っ張り出される
あ…
そういえば前私の事冷やかしたあいつらまだ殴ってなかったわ((
「庭？？」
「前はエマさんといたから…いやだった？？」
「いや、結構嬉しいかも」
「まって、それは反則」
そんなことをいってノートンはそっぽを向いてしまった、少しばかり耳が赤いのは…
かわいいかよ、反則はお前だ馬鹿野郎((
「あ…ちょっとこっち来て」
「ん？？」
「これ…」
そういってノートンはしゃがんで周りにある草花を眺めた
私も隣にしゃがみ込み、あたりを見渡す
さすがエマだ
綺麗に手入れされた草花たちは今にも歌いだしそうなほど美しかった
「ん」
「ん？？」
目の前に差し出された三種類のかわいらしい花
一つは薄紫、一つは黄色、もう一つは白
重ねたら互いに色を引き立てあっていてとてもかわいい
「こっちの薄紫はリナリア、黄色はサンビタリア、白はナズナ」
「これ、くれるの？？」
「うん、前エマさんとはこれについて話してたんだ」
「え！？！？告白してたんじゃないの！？！？」
「告白？？してないよ、俺にはほかに好きな人がいるからね」
ま？？
ノートンって好きな人いたの？？
え？？私こんな感じで失恋すんの？？つらいわ
「だ…だれ？？」
「ん？？誰だと思う？？？」
ノートンはそういって大人の笑みを浮かべた
とっても幸せそうに、目じりを下げてふわっと笑った
あぁ、ダメだ、これだけですっごい好きだって思ってる私はもう末期だ
「ウィラとか？？」
「確かに美人さんだけど、違うね」
「トレイシーとか？？」
「かわいらしいけど違うね」
「マーサ？？」
「彼女にはナワーブが居るじゃないか」
「え？？あの二人って付き合ってたの？？」
「え？？違うの？？」
2人とも間抜けなお顔をしている
「ぷっ……ふふっ……ははは、ノートン変な顔」
「Aだって人の事言えない」
ぐうううぅぅぅ
おいおいおいおい、空気よめ私の腹
私の事嫌いか？？そんなに雰囲気ぶち壊したいか？？
「ははっ、お腹すいたの？？」
「うっ…まあ、食べてないし」
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みりぬ - 後編たのしみだぁぁぁぁ！ (2021年5月26日 20時) (
レス) id: c3e0069850 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - かりんとうさん» へパパぁ((ありがとうございます、めちゃめちゃ嬉しいです((了解しました！！ (2020年10月25日 8時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - ﾍｱｱ…すきですこれ、なにこれやばいすき……フレンド申請します、「_かりんとう」でいきます…（） (2020年10月18日 12時) (レス) id: 9c7801f442 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - カルネさん» えぇ！？！？いつのですか！？www (2020年6月16日 21時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
カルネ(プロフ) - 無常をスコれさん協力狩りにいましたか？！！ (2020年6月14日 13時) (レス) id: 953167a56a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホウ酸 | 作成日時：2020年4月4日 14時
