女子力16 ページ20
いつの間にかウィラの顔からは怒りの色はもうなく、私の目を強いまなざしで見つめる
「女は女子力で決まるわけじゃないんでしょ？？」
そういわれ、ハッと顔を上げる
そう、そのとおりだ
もし世の中全女子力で決まっていたら私なんかとっくのとうにゴミカス以下だ
私と違ってウィラはかわいいし、きれいだし、きらきらしてるし
それに対して私は
普通にぶっ殺すとか言うし、食べるときはお行儀が悪いし、この荘園のやつらに何度己のパンツを見せたか数え切れないほどだ
そんな女子力ひじき以下の私をノートンは見てくれたのだろう
そう思うと今までの自分の行いがとんでもなく子供らしくて、情けなくて、なんか涙出てきた((
「ありがとうウィラ、それとごめん」
「本当よ、もう二度とそんなこと言わないでね」
「うん、私ちょっと行ってくるね」
「えぇ、いってらっしゃい」
ドアノブに手をかけたとき、ウィラの方を向かずに
「私、ウィラに嫌われても、ウィラのことは嫌いにならないから…そういうの溜め込まないで次からは言ってよね。”親友”」
少しだけ背後の空気が揺れた気がした
「当たり前じゃない」
凛とした声が聞こえて、私はふっと笑って、部屋を出た
部屋で、一人の美しい少女が流す涙をぬぐってやらないのは、親友として失格だろうか
儚い涙が床に落ちたのを見てみぬ振りをして、私はノートンを探しに出た
――――――
本当はもっとどろどろにけんかさせたかったんですけど、ウィラちゃんがかわいすぎて台詞全部ぶっ飛びました((
ゆるしてちょ((殴
あと今回ちょっと短いの許してください
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みりぬ - 後編たのしみだぁぁぁぁ！ (2021年5月26日 20時) (
レス) id: c3e0069850 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - かりんとうさん» へパパぁ((ありがとうございます、めちゃめちゃ嬉しいです((了解しました！！ (2020年10月25日 8時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - ﾍｱｱ…すきですこれ、なにこれやばいすき……フレンド申請します、「_かりんとう」でいきます…（） (2020年10月18日 12時) (レス) id: 9c7801f442 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - カルネさん» えぇ！？！？いつのですか！？www (2020年6月16日 21時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
カルネ(プロフ) - 無常をスコれさん協力狩りにいましたか？！！ (2020年6月14日 13時) (レス) id: 953167a56a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホウ酸 | 作成日時：2020年4月4日 14時
