推し80 ページ16
「手前はぼけっと見てただけか…」
「僕はちゃんとそいつから抜き取ってた通信機で情報をとってた、そしてどうやら君がブッ飛ばした人の応援が駆けつけてくるらしい…」
「あ?」
渋い顔をしながら治君をじっとりとした目で見つめる中也ちゃん
なんかもう限界オタクってすごいね、生きてるだけで幸せだわ、まだ死ねねぇな((
ぽとりと通信機を地面に落としてあきれたように治君は言った
「まったく、考えて行動しないから手間が増える」
そういうとカチャカチャッと銃器を構える音がした
まあ、あっという間に囲まれてしまったわけだ
「た…隊長っ…!!」
「手前も地面にめり込みてぇか?」
めり込みたいです、本気です、ごめんなさい
「今のが隊長レベルだとすると、GSSの戦力もあんまりだね…」
私がボソッとつぶやくと治君もそう思ったのか、パチッと目配せしてきた
可愛いんだなそれが本当に
そろそろ可愛さで目が潰れる、あ…もうそれならとっくのとうに潰れてたわ(真顔)
「撃て!!そのチビ、重力使いの中原中也だ!!」
「あぁん?」
ドスの利いた声で怒りをあらわにする中也ちゃん
彼の体から赤色の光がみるみる浮かび上がる
そんなことはお構いなしに、周りの隊員達は乱射してくるが…
「治君…」
異能力無効化能力を持つ治君は、異能力者にとってはほぼチートで無敵だが、ただの銃器や異能力を伴わない物理攻撃ではほぼ無力
さっと、治君を自分の背後に隠して仮晶屏風を作り出す
私が治君の補佐としてこの世界に来てからの仕事は二つ
一つ、治君を絶対に死なせず、守り通すこと
二つ、彼がポートマフィアを裏切らないように見張る事
つまり監視役兼護衛だ
まぁ、治君と私はともかく、中也ちゃんには物理攻撃はほぼ全般効かない
「チビっていったか?三品野郎」
防ぎきれなかったのか、治君の頬には一筋の血が流れる
「俺ぁまだ十五歳だ…これから伸びるんだよ!!!!」
そう叫んだと同時に銃弾を隊員たちに向けて蹴り放つ中也ちゃん
そんな君に教えたい…
もうあんまり伸びないよ!!!!
ずっとその身長でいてください!!!!!(願望)
―――――――
長らくお待たせしてすみません…
夏休みに入ったので、更新進めます!!
ていうか頑張ってこの夏休みの間に完結させたいです!!!!
また気まぐれ更新になるかもしれませんが…宜しくお願いします!!
ホウ酸
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るま - 凄く面白いので、更新待ってます! (2023年3月24日 14時) (レス) id: dd1d7bc19b (このIDを非表示/違反報告)
奏翔 - 続き気になります、、、更新待ってます。それとも、もうこの作品は更新しないのでしょうか? (2023年3月6日 21時) (レス) @page22 id: 49dd49021f (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます! (2022年8月17日 17時) (レス) @page22 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 絶対完結させるって言ったのに…この…この大ウソつき!(´;ω;`)それでも待ってしまう僕はいるんだよなぁァァァァァァァ!!待ってます! (2022年5月1日 21時) (レス) @page22 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
えいり - 更新待ってます。中也と夢主の絡みが見てぇ← (2021年7月26日 21時) (レス) id: 74707b6955 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホウ酸 | 作成日時:2020年5月27日 14時