推し78 ページ14
はああああ…
はああああ…
「死ぬ死ぬ、絶対死ぬ」
「死なないしうるさいA」
「煩いのは君だよ治君、私は死ぬんだ、死因の原因は主に心臓発作か尊死だろうね」
「あ〜そう、でも君が死んじゃったら僕の仕事が増えるから、死なないでくれたまえよ」
「それは君たち次第だよ」
「白目向かないで」
小並感満載の会話を交わしながら、蘭堂さんの屋敷へと足を進める
一方中也ちゃんはいまだどこへ行くか分かってい無いようでひたすらに目的地を聞いてくる
はっきり言って、かわいい(((
「おい、どこにいくのかくらい教えろよ」
「悪いけど、話しかけないでくれる？？ちょっと呼吸で忙しいから」
「首引っこ抜くぞ自 殺願望…どこに行くかくらい教えろって言ってんだよ！！」
中也ちゃんはそういって治君に蹴りをかますが、彼は軽々とそれをよける
横でやるのやめてほしい、近距離過ぎて辛い、携帯の容量がいくらあっても足りない、それが本音
「調査にいくんだよ」
「あ…？」
「爆発を一番間近で見た人間に聞き込みに行く」
「爆発…？」
「一週間前、僕たちが経験したのと同じ爆発が起きていた、場所も近い…先代の姿も目撃されなかったようだけど
おそらく僕らが追ってる事件と同じものが原因だろう、その爆発の生存者に話を聞きに行く」
「生存者ってことは死人が出たのか？」
「君の嫌いなポートマフィアの一団だ」
治君がそういうと中也ちゃんはなんだか微妙な顔をした
「生き残ったのは異能力者だよ、中也ちゃんも既にあっている人物だよ」
私がそういい終わると、目の前の屋敷が大きな爆発音と共に炎を出して燃え始めた
「あちゃぁ…こりゃ犯人に先を越されちゃったか…」
「そんなこと言ってる場合か！」
中也ちゃんはポケットに手を突っ込んだまま、屋敷の方に駆け出す
「治君、行くよ」
私がそういうと、彼ははぁ…っとめんどくさそうに溜息をついて私と一緒に駆け出した
「こりゃ聞き込みは無理そうだな」
燃えたぎる屋敷を見ながら中也ちゃんはけろりと言う
その時
「両手を挙げてこちらを向きなさい」
ガチャっと銃を構える音がして、成人男性の声が聞こえた
「あ…？」
なんだ、ＧＳＳの戦術班か
「おいおいおい、鴨がネギしょって何とやらか？聞き込みなんてたりぃと思ってたんだよ
口封じに来た犯人をブッ飛ばして、口を割らせる方がシンプルじゃねェか、
下がってろ、俺がボコってやる」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 450人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「中原中也」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るま - 凄く面白いので、更新待ってます！ (2023年3月24日 14時) (
レス) id: dd1d7bc19b (このIDを非表示/違反報告)
奏翔 - 続き気になります、、、更新待ってます。それとも、もうこの作品は更新しないのでしょうか？ (2023年3月6日 21時) (レス) @page22 id: 49dd49021f (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2022年8月17日 17時) (レス) @page22 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 絶対完結させるって言ったのに…この…この大ウソつき！(´;ω;｀)それでも待ってしまう僕はいるんだよなぁァァァァァァァ！！待ってます！ (2022年5月1日 21時) (レス) @page22 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
えいり - 更新待ってます。中也と夢主の絡みが見てぇ← (2021年7月26日 21時) (レス) id: 74707b6955 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ホウ酸 | 作成日時：2020年5月27日 14時
