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推し74 ページ9

ひょえっ…辛辣



みんな辛辣すぎてシャボン玉メンタルの私のライフはとっくに0よ((




「森さん、そろそろ本題に入ったら??」

「おぉ!そうだねぇ…」


治君が促すと、森さんは白々しくそう反応する



変わってねェな、あんた昔からそんな感じなのか





「中也君、我々ポートマフィアの傘下に入る気はないかね?」

「あ”ぁ”…??」



そういった瞬間、中也ちゃんの座っていた椅子は潰れ、周りの絨毯もとい、床まで綺麗に吹き飛んだ



粉々だ



「まぁ、そういう反応になるよね…」

「森さん勘弁してください、ただでさえ今うち金欠なんですから


床の修理代とかシャレになりませんって」

「ごめんごめん」


私が呆れたようにそういうと森さんはへらりと笑ってそういった


クソッ…仕事が増えた…



「しかし、我々の目的はある程度一致している


お互いに提供できるものを確かめ合ってからでも、返答は遅くないと思うがね…」

「お前たちがこの町にしたことを忘れたとは言わせねぇぞ」



彼の目には憎悪と憤怒がありありと浮かんでいた





「先代の暴走か…この町を長く暴虐と恐怖に陥れたあの暴政は、誰の記憶にも新しい



だが、その先代も死んだ…最後は私がみとった」



森さんはにやりと笑って続ける



「もし、彼の血の暴政が復活したなどという噂があるなら、その真相を確かめねば君たちも不安じゃないかね?」

「森さん…?」




治君が不思議そうに森さんを見る




「あんたに対して良くない噂が出回ってるぜ??



本当は、先代は病死じゃなく、あんたが殺したんじゃないかってな…」




疑い深そうに中也ちゃんは森さんに向かって言う



「たかが専属医に首領の座を譲るなんて遺言、信じられるわけねェ…」




「そうだよ?先代は私が殺した」

「なっ…!!」



悪気もなく森さんはそういう

こんなにもあっさりと認められた中也ちゃんは大いに吃驚したようだ



目を見開き、思わず声を漏らす



「はぁ…」


傍で治君がわざとらしく頭を抱えて溜息をつく



「かの偉大な先代の首領をこのメスで切断し、病死のように偽装した

それがどうかしたかね…?」



中也ちゃんが身にまとっていた重力が消える

森さんはメスを見せながら続ける



「言っちゃっていいの…??」


思わず本音が出てしまう


この状況はきっと誰も予想できなかっただろう






これだから森さんと話すときは疲れるのだ


主導権を握らせない雰囲気がこの場に漂った

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るま - 凄く面白いので、更新待ってます! (2023年3月24日 14時) (レス) id: dd1d7bc19b (このIDを非表示/違反報告)
奏翔 - 続き気になります、、、更新待ってます。それとも、もうこの作品は更新しないのでしょうか? (2023年3月6日 21時) (レス) @page22 id: 49dd49021f (このIDを非表示/違反報告)
- 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます! (2022年8月17日 17時) (レス) @page22 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 絶対完結させるって言ったのに…この…この大ウソつき!(´;ω;`)それでも待ってしまう僕はいるんだよなぁァァァァァァァ!!待ってます! (2022年5月1日 21時) (レス) @page22 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
えいり - 更新待ってます。中也と夢主の絡みが見てぇ← (2021年7月26日 21時) (レス) id: 74707b6955 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホウ酸 | 作成日時:2020年5月27日 14時

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