luv u (ページ16)

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美味しいご飯を食べながら、色々な話をした。大学はどうかとか、就職についてとか、もちろん友達の話も。そして、私たちの今後の話もした。

「 Aはまだ19にもなってないけど、俺は22だから、ちゃんと色々考えてはいるよ。」

『色々って … ？』

「俺はAと真剣に付き合ってるから。だからもう少し先の話だけど、そのうち結婚とかも、ね」

『 … ふふ、うれしい。私も、北斗くん以外考えられないです』

「親には、まだ言うべきではないと思ってる。」

『 … うん』

「同棲とか、結婚とか、そうなるまで話すべきではないと思う。父さんと義母さんは、すぐに許してくれると思うし、祝福してくれるとは思ってるけどね。」

『私もそれはそう思うよ。昔からママに言われてるの、「この人だ！」と心から思った人と結ばれなさいって。』

「素敵だな」

『大学行ったら浮気し放題とか絶対目移りするなんて北斗くん散々言ってきたけど、北斗くんよりかっこよくて、素敵な人見たことないよ。だから、これからもずっと一緒にいてください』

「あのときは、ほんとごめん。大学行くなとか働かなくていいとか言って(笑)」

『ほんとだよ』

私は相当愛されていると思う。北斗くん、かなり私のこと好きだし。「北斗くんが思っているより何倍も北斗くんのこと好きだよ」と言うと、「たぶん俺の方が好き」って返してくる。こんなに「好き！」と思える人、この先出会わないと思っている。

『ねぇー … 明日ってなんも予定ないって言ったよね … ？』

「うん、ないよ。」

『あの、部屋予約してるって言ったら … どうする？』

「は？」

『私今日、帰りたくない』

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