call? (ページ23)

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「 Aあれ大学生とか？何繋がり？めっちゃイケメンじゃね？」

『お兄ちゃんと、お兄ちゃんの友達。さっきたまたま会って。』

「超イケメン … 接客してくる … 」

『こらこら (笑)1人すっごく感じ悪い人いるから気をつけて』

森本くんも気づいたら戻ってきてた。最後まで配ってくれたらしいから、しっかり感謝しといた。

「 A知り合い来てるなら一旦休んでいいよ。話てきなよ〜」

『いいの？ありがとう！すぐ戻るね』

「ごゆっくり！」

少し話してきてということだったからとりあえず着替えずに北斗くんたちのところにいった。

「おっ、Aちゃん」

『すこし休憩していいよって言われたから、きました(笑)』

「ねぇ、」

北斗くんにジロジロ見られてるなぁと思ったら腕を引っ張られた。

「なんでこんなに短いの？」

『なんでって、みんなと変わらないけど』

「短すぎない？男に食われそう」

『何言ってんの、そんなわけないじゃん … 』

「北斗急に喋り出したかと思えばそれかよ！笑」

「ほんと、気をつけて。その格好で1人で歩かないで」

『？わかった。』

「過保護な兄を持つのも大変だね！」

『ふふ、やっぱ過保護、ですかね(笑)』

「まじ過保護中の過保護」

「北斗重い彼氏みたい(笑)」

ジェシーくんの言葉のように本当に彼氏だったらいいのに、なんて思ってしまう。北斗くんだったら、絶対重くても束縛されても許しちゃう。

私も一緒になってしばらく談笑を交わした。
北斗くんも結構喋ってた、樹くんたちに「ツーショット撮ってください！」なんて言われちゃって、北斗くんは何故か怒ってたけど、北斗くんの友達だし面白かったしで撮ってあげた。「北斗も隣並べよ！」って押されて北斗くんとも撮った。すっっごく恥ずかしい。二人で写真を撮ったのは高1の4月以来かもしれない。顔真っ赤だっただろうな、樹くんたちもぎこちなさに笑ってたし(笑)

そしてしばらくして「じゃあ俺たちその辺1周して帰るわ」「がんばれよー」なんて言って帰っていった。ほんとに自由人だな、あのひとたち。
でも、けっこうたのしかったしいい思い出になった。

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