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「 Aちゃんまた会おうね！ 」
「 今度俺も北斗と迎えいっちゃうわー 」
「 北斗のことよろしく！AHAHA！ 」
『 こちらこそありがとうございました 』
「 じゃあ、またな 」
樹くんたちと別れて、北斗くんと車に乗る。
よく聞くと、樹くんは中学から、優吾くんジェシーくんは高校からの友達らしい。あと優吾くんは同じ大学らしい。
「 Aほんとによかったの？あいつらと 」
『 うん、楽しかったよ。学校の男子とはもちろん全然違うし新鮮だった。』
「 ならよかった。みんな結構良い奴だったっしょ？最初少しビビってそうだったけど(笑)」
『 え、私結構顔強ばってた？ 』
「 うん、俺と初めて会ったときと同じ顔してたよ 」
『 うそ、ごめんなさい(笑)』
「 まあ、俺の友達と妹が仲良くなるのは結構嬉しいかも 」
『 妹いること言ってなかったんだね 』
「 別に言う必要ないかなって。あ、でも樹とは中学からだから、父さんが再婚したときに父さん再婚したとは言ったよ。」
『 あ、そうなんだ … 』
北斗くんって、自分のこと意外と話さないタイプなのかなって思った。だから私は今日あった彼らに、本当の妹 だと思われてると思う。わかんない、樹くんは気づいてたりするのかな ？
『 久々に楽しかった！ 北斗くんちゃんと友達いたんだね 』
「 なにそれ(笑)友達いないと思ってたの？笑 」
『 だってあんまり友達の話しないし 』
「 そうだっけ？(笑)まあたしかにそうかもしれない 」
北斗くん、友達といるときはこういう顔見せるんだ とか こんな話し方するんだ とか、家では知らない部分もあって面白かった。
実は、樹くんたちと連絡先を交換しちゃった。
北斗くんがトイレ行ってるときに樹くんが聞いてきたから。
話すことあるのかなとも思ったけど、何かあったら連絡してね、って感じだったし、お礼でも入れとこうかな。
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作者名：駿 | 作成日時：2021年8月23日 17時
