叶わない恋

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それから樹とたわいもない話をしたり、携帯したり、ご飯食べたり…


それからちょっと眠くなってうとうとしてたら



樹「なに、眠いの？」


『眠くないし…』


樹「嘘だ

お前目がめっちゃ眠そう。


泣きつかれたんだったら寝れば？」



『うん…寝る…』



樹「ベット貸すわ。

早く寝ろ。疲れただろ。」




『ありがと。



おやす…み…』



樹「もう寝てるし…」



✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄

樹side


Aがさっきからウトウトしてて寝たら？って聞いたらすぐ寝た。


きっと疲れてたんだろうな。

てか簡単に男に寝顔見せるなよ。


俺をなんだと思ってんだよ。


いつになったら俺のこと男って見てくれる？

いつになったら俺に振り向いてくれる？

そう思ってたら

Aが

『北人くん…』

って。


北人ってさっき晴美と一緒にいたやつか。

きっとこいつは『北人』ってのが好きだったんだな。


無理してたんだな…


辛かったんだろうな…



でも俺もお前のことすっごい大事なんだ。

すっごく大切で

大好きな人


幼馴染みなのに「好き」とか言えば絶対避けられると思うけど。


いつになったらAに素直になれるかな


いつになったら『好き』って言えるかな



こんな幼馴染の壁なんか壊したい


今すぐ好きって伝えてAをめちゃくちゃにしたい。


そう思いながらAの頭にキスした

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