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今日は、いつもより余裕を持って家を出た。
また、いつものように空を見て歩いていると
ドンッ))
誰かにぶつかった。やばいと思ったけど、
男「おいコラてめぇ何処見て歩いてんだ?」
貴「すみません……」
男「よく見りゃあ、可愛いじゃん姉ちゃん。
一回ホテル行きゃあ、チャラにしてやるよ」
貴「いや……です……」
男「あ"あ"ん"?」
もう、だめだ。。。ついてない日だな……って思った時、
「ちょっと!Aさきさき行き過ぎ!
あ、お兄さん俺の彼女の手、話してください」
あ、この人……
男「はぁ?なんだてめぇ?
こいつがぶつかってきたんですけどー?」
「でも、謝りましたよね?
脅したりするのは、警察行きです。」
男「……チッ」
男の人は、舌打ちをしながら去っていった。
そして、助けてくれたこの人は───────
貴「あの、ありがとうございます」
「いえいえ……これから、コンビニですか?」
貴「え!?あ、はい。
あの、何故私の名前を……?」
「あ、っと……/////」
いやいや、お兄さん。どこに照れる要素がありますか?と、思いながら、次に続く言葉を待った。
「いつも、あなたに会いにコンビニに買い物行って、、、あ!ストーカーじゃ無いですよ?
あの、その、なんて言うか……」
貴「深夜に来られる、お客様ですよね?」
「え、はい!
僕、中村海人って言います!また今日も、買いに行きます!」
やっばり、中村海人って……。
知ってた。お支払いの時にいつも渡されるポイントカード。
その裏にはきちんと、“中村海人”の文字。
貴「あ、中村さんですね!
私は、AAです。いつもありがとうございます 」
これが、深夜2時のお客さんとの距離が、ぐっと近付いた日。
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しげつぐ。 - うお、うみくんの小説じゃないですか!やっぱうみくんのこと好きだな〜〜更新頑張ってください! (2019年2月26日 23時) (レス) id: 398d076629 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - うみちゃんがすごくうみちゃんっぽい小説で続きがすごく読みたい!ぜひ更新お願いします! (2019年2月6日 12時) (レス) id: 37c6b87512 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - おおー!!うみの小説だー!!めっちゃ続き楽しみにしてます! (2018年1月2日 1時) (レス) id: db17f4f4f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おくぴぼーん。 | 作成日時:2017年10月22日 3時