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駐車場は治療を待つ人で混乱していた。
やっぱり…2人でもダメか…
応援を呼んだけど皆重症患者を診ていて手が離せないようだ。
無い物ねだりをしても仕方がない。
ここにいる人達は私達を求めてるんだから。
「先生！お願いします！」
「はい！今…」
頭を急に上げてしまった。
目の前が真っ暗に…
「青井先生！大丈夫ですか？」
気がつけば灰谷先生に支えられていた。
「青井先生、顔が良くないので日陰で…」
「ごめん、大丈夫だから。灰谷先生は持ち場に戻って。」
「無理です！放っておけません！」
「私が休んでいる間にこの人達はどうするの！？二人でも無理なのに灰谷先生一人じゃさばけないでしょ！？」
初めてフェローに声を荒げた。
「無責任な事言わないで。」
私は灰谷先生を突き放して患者のもとへ向かった。
少しして横峯先生が戻ってきた。
三人なら…なんとかなる…
私は駐車場を駆け回った。
だいたい終わってきたかな…
私は辺りを見渡した。
白石先生が来てバスで近くの上総医大に緑タグの患者を運ぶように指示してもらった。
日も傾きかけているし、そろそろ撤収かな…
「あ…」
私は鼻を押さえた。
鼻血だ…
逆上せたのかな…
私は救急バックからガーゼを取り出して押さえた。
ガーゼ、足りないかも…
ガーゼで押さえられなかった血が腕をつたった。
「横峯先生、救急隊員に言って氷貰ってきて。」
自分より大きな手で鼻を押さえられた。
「青井先生、多分熱中症なので日陰で休みましょう。立てますか？」
灰谷先生だった。
さっき…あんなにキツく言ったのに…
目頭が熱くなった。
正直頭がクラクラして立てる状態ではなかったので首を小さく横に振った。
「ちょっと頼りないですけどしっかり捕まっててくださいね。」
灰谷先生は私の足の裏に腕を回して横抱きにしてくれた。
日陰には氷を持った横峯先生と白石先生がいてすぐに首など大動脈の辺りを冷してくれた。
「ありがとう…」
「…自分は、医者ですから。青井先生が患者さんを思う気持ちがあるように、僕にも患者さんを思う気持ちがあります。」
「…そっか、私、今患者だね。よろしくお願いします、灰谷先生。」
私は救急車で翔北まで戻った。
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フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ボードに書きました・・・ (2021年2月4日 13時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - OKです！ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ここではなんですので…ボードに書いて聞きたいこと聞いていいですか？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - フィアーさん» 大丈夫だと思います！私も持っていますが、ドラマとセリフが違うところや、カットされているシーンや構成が違ったりとしていましたので！ただ、小説の方も著作物なので丸々書いてしまうのは余り良くないかもしれません。 (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» コードブルーの小説でも大丈夫かな？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2019年8月20日 18時
