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白石side
少し落ち着き、医局で過ごしていた時だった。
「あー、唯一の着替えがこれって最悪。」
救命の青いスクラブに着替えた緋山先生が戻ってきた。
「なに、家そんなにひどいの？」
「消化液でグチャグチャ。服も全滅。」
緋山先生の家は朝のマンション火災のせいで大変なようだ。
「あとで私のスウェット貸したげる。当直のときの。」
そう言うと緋山先生が突然止まって一点を見つめた。
「青井？寝てんの？」
青井先生はクッションを抱いて寝ていた。
「あー、朝バタバタしてただろ？ちょっと気持ち悪くなったんだってさ。」
藤川先生は青井先生の肩にブランケットをかけて緋山先生に話した。
「橘先生がさっき言ってたのって…そんなに悪いの？」
「喘息の方はましになったんだけど…貧血がね。偏頭痛もちょっと酷くなったって藍沢先生が。」
「そうなんだ…」
「前は仮眠室で寝てたけど、隠そうとするから俺らの目の届く所で休むように言ったんだ。それで定位置がここ。」
前に大人しく仮眠室に行ったと思えば発作が起こっているのを隠そうとしていた事があったのだ。
それで橘先生に怒られて青井先生の定位置がこのソファーになったのだ。
「もう隠すことはないと思うけど、あまりにも酷そうなら藍沢先生か日下部先生か水城先生に連絡してあげて。」
「あの人達もまだいたんだ…なんで藍沢？」
「偏頭痛、藍沢が診てるんだよ。」
「かかりつけ３つ目…」
「まあ、藍沢先生なら青井先生は大人しく言うことできくからね。」
「でも緋山は偉いよ。そんな時でも戻ってきてくれたもんな。お前はやっぱ、情に厚い。それに比べて藍沢は…」
藤川先生が突然話を変えた。
「頼んできたのがあんただったら戻らないよ。三井先生に頭下げられちゃったから…」
「だろうけどさ、三井先生も薄情だよ。突然休職するなんて…」
「あーあーあー！」
何言ってるのよ、藤川先生！
あれだけ緋山先生に知られたら怒るだろうって話してたのに！！
「もう3分たったんじゃない？いーなーカップ麺とか、食べ切れたら奇跡だよね。」
「いいだろ？贅沢しちゃってるだろ？」
と話をそらしてみたけど…
「三井先生、休職するの？どういうこと？」
「…えっと…」
「あれ？…言っちゃダメだった？」
それは既に時遅し…
「ちゃんと説明して。」
隠せる訳がなかった…
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フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ボードに書きました・・・ (2021年2月4日 13時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - OKです！ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ここではなんですので…ボードに書いて聞きたいこと聞いていいですか？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - フィアーさん» 大丈夫だと思います！私も持っていますが、ドラマとセリフが違うところや、カットされているシーンや構成が違ったりとしていましたので！ただ、小説の方も著作物なので丸々書いてしまうのは余り良くないかもしれません。 (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» コードブルーの小説でも大丈夫かな？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2019年8月20日 18時
