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あれから2日後、冴島さんの検査結果が出た。
結果は異常なし、もう少しすれば退院できるそうだ。
秋本さんも順調に回復し、全てがいい方向に向かっていると思われていた。
「38度4分。見事にぶり返したな。」
「うへぇ…」
体温計を見ながら耕ちゃんは大きくため息をついた。
つい数分前、2人揃って書類を片付けていた時だった。
朝はなんともなかった身体だったのに、急に怠くなりいつものようにソファーに横になった。
無言でそうしたもんだから耕ちゃんが心配してくれたのか私の側に来たのだ。
「おい、熱測れ。顔真っ赤だぞ。」
「やっぱり？ちょっと寒いなぁとも思ってた。」
で、測れば見事に熱があった。
前回のぶり返しだろう。
「ダメだ…聞くんじゃ、なかった…」
「冴島が目を覚まして安心したんだろ。知らない間に気を張っていて、抜けたからだろうな。ほら、運んでやるから仮眠室行くぞ。」
耕ちゃんにそう言われ、横抱きにされ仮眠室に寝かされた。
「氷枕と冷えピタ持ってくる。大人しく寝てろよ。」
そう言って耕ちゃんは私の頭を撫でた。
その行動が昔と被りにやけてしまった。
「何なんだ、急に笑って。」
「ううん。ただ、昔に戻ったみたいで。耕ちゃんはいつまでも優しいなぁって。」
「…そうか。」
そう言って仮眠室を出て行ってしまった。
耕ちゃん、ぶつくさ文句言う時もあるけど根本は優しいからいっつも面倒見てくれるんだよね。
感謝だ感謝。
この前も隣で寝ててくれたしな〜
意識朦朧としてたからあまり覚えてないけど。
変わらないものってあるんだな〜
でも、耕ちゃんがトロントに行っちゃったら、こんな事もなくなるんだろうな…
ちょっと、寂しいな。
離れた時もあったけど、一緒にいた時間が長くて、当たり前のようになってたから…
でも、耕ちゃんがトロントに行かなくても、もし彼女さんとかができちゃったら…
こんな関係も、終わりだよね。
いつまでも、昔のままではいれないよね…
いろいろと考えていると段々と眠くなってきた。
「耕ちゃんと、離れたく、ないなぁ…」
ボソリと呟いて、そのまま眠りについた。
、
、
「トロントについてきてほしいって言ったら…お前は困るか？A…」
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フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ボードに書きました・・・ (2021年2月4日 13時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - OKです！ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ここではなんですので…ボードに書いて聞きたいこと聞いていいですか？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - フィアーさん» 大丈夫だと思います！私も持っていますが、ドラマとセリフが違うところや、カットされているシーンや構成が違ったりとしていましたので！ただ、小説の方も著作物なので丸々書いてしまうのは余り良くないかもしれません。 (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» コードブルーの小説でも大丈夫かな？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2019年8月20日 18時
