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そして、24時間が経過した。
秋本さんの周りには救命のスタッフが集まり、藍沢先生の判断を待っていた。
「再開しよう。」
その言葉からの準備は早かった。
秋本さんはすぐに手術室に運ばれて、手術が再開された。
手術は藍沢先生、白井先生、緋山先生、そしてフェローで行われた。
それ以外の私達は医局に残り、病棟の患者さんや運ばれてきた方の対応をしていた。
ダメージコントロールという判断は正しかった。
そう実感できたのだった。
手術はきっと成功する。
あとは…
「あとは…冴島さんが目を覚ましてくれれば…」
もう、悲しそうに冴島さんを見る藤川先生は見たくない。
その日の夜のことだった。
秋本さんの手術は無事成功。
容態も安定しているそうだ。
「病み上がりだし、今日はもう帰れば？フェローもいるし大丈夫だから。」
緋山先生がそう言った。
「えーでも…」
「でもじゃないの。ほら、帰ってゆっくりしなさい。ぶりかえしたら水城先生達に頼んで入院させるわよ！」
「病室足りないのに無駄遣いだよ…」
「ん？」
「わかりました、帰ります。帰りますのでその手を下げていただけると嬉しいです。」
私が抵抗すると緋山先生がデコピンの構えをしたので大人しく帰ることにした。
地味に痛いのよ、デコピンって。
「てかさ、青井ちゃんと食べてる？痩せたよね？」
急に緋山先生が私の腰を触った。
「ん〜…最近体調崩しがちだったし…貧血酷くなってから気持ち悪くなることも多くて食べられなかったんだよね…」
食べないといけないのはわかっているけど、無理に食べて気分が悪くなるのは避けたいんだよね…
「頑張って食べてるけど、夏だからかな〜暑さで食べらないこともあるかも。」
「だからって冷たい物ばっか食べちゃダメ…と言いたいところだけど、なんでもいいから食べられる時に食べないとね。今度、青井でも食べられそうな所連れて行ってあげる。」
「やった！あ、アイス食べたい！」
「ご飯の話ね！お肉か魚か…」
なんて話している時だった。
医局の扉が大きな音を立てて開けられた。
「あっ！いたいた！」
「白石先生…どうしたの？まさか急変！？」
「覚ましたの！」
「え？」
意味のわからない言葉に私と緋山先生は首をかしげた。
「冴島さんの意識が戻ったの！！」
その言葉に私達は医局を素早く飛び出た。
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フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ボードに書きました・・・ (2021年2月4日 13時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - OKです！ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ここではなんですので…ボードに書いて聞きたいこと聞いていいですか？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - フィアーさん» 大丈夫だと思います！私も持っていますが、ドラマとセリフが違うところや、カットされているシーンや構成が違ったりとしていましたので！ただ、小説の方も著作物なので丸々書いてしまうのは余り良くないかもしれません。 (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» コードブルーの小説でも大丈夫かな？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2019年8月20日 18時
