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「だから、もう少し言い方があるんじゃないのって言ってるの。」
医局でご飯を食べていると白石先生と藍沢先生が言い合いをしながら入ってきた。
ここ最近、ずっと言い合ってるなあ…
二人の言い合いを見ながらパックに入った牛乳を飲んだ。
「あんな言い方して、横峯さんが辞めるって言い出したらどうするの？」
「あの程度で辞めるなら早いほうがいい。」
「フェローは大事に育てなきゃいけないの。うちの人手不足を解消するには彼らを一人前にするしかないんだから。」
「それで治療が遅れたらどうする。あいつら指導してたので死にましたって、患者の家族に説明するのか？」
「じゃぁ、初めから優秀な若手を連れてきてよ！」
白石先生が声を荒らげた。
今日は一段とヒートアップしてるな…
「出来ないでしょ？救命は今のメンバーでベストを尽くすしかないの。とにかく、その人を突き放すような言い方は止めて。」
「俺は頼まれて救命に来ただけだ。」
藍沢先生は冷たく言い放つ。
「そうね。頼んだ私が馬鹿だった。一週間前の私に言ってやりたいわ。この性格の悪い医者はやめとけって。」
白石先生…めっちゃ怒ってるじゃん……
藍沢先生は相手にするのをやめ、医局を出ていった。
「あー、もう！そうよ。ああいう人だった！」
白石先生は自分の机にファイルを叩きつけていた。
「荒れてるね〜」
「あんな怒ってる白石初めて見たかも。」
ソファーの付近に避難していた藤川先生と緋山先生が言った。
「藍沢先生の言い分もわからないわけではないけど…言い方がアレだから。」
私は再度牛乳を飲んだ。
「あんた、よくあの中でご飯なんて食べれるわね…で、なんでまた牛乳？」
「横峯先生が飴のお礼にってくれた。」
「お前、フェローにチビって思われてんじゃ…」
「チビなのは諦めてる。私は、中高ってずっと牛乳飲んでたけど伸びなかったから。飲んでなかった藍沢先生が伸びちゃった。」
「開き直ってる…」
って、藤川先生が私の事チビって思っているんじゃ…
冴島さんに報告案件だ。
「…ふと思ったけど…」
藤川先生と緋山先生が首をかしげた。
「私達はフェローの時、黒田先生に優しくされた事ってないよね？藤川先生、辞めろとまで言われたし。」
「それは忘れてくれ…」
でもまぁ、まだしばらく二人の言い合いは続くだろうな…
残りの牛乳を一気に飲み干した。
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フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ボードに書きました・・・ (2021年2月4日 13時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - OKです！ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» ここではなんですので…ボードに書いて聞きたいこと聞いていいですか？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - フィアーさん» 大丈夫だと思います！私も持っていますが、ドラマとセリフが違うところや、カットされているシーンや構成が違ったりとしていましたので！ただ、小説の方も著作物なので丸々書いてしまうのは余り良くないかもしれません。 (2021年2月4日 13時) (レス) id: 4aed024ceb (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - 本ニャンさん» コードブルーの小説でも大丈夫かな？ (2021年2月4日 13時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2019年8月20日 18時
