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Aside
「ん…」
腕に違和感を感じて目が覚めた。
ボヤけた視界の先には管が見えた。
点滴…？
「あら、目が覚めた？」
三井先生が来た。
私は今一つ状況が掴めなかった。
「熱が出てたのよ。無理しすぎよ。」
点滴を確認しながら言ってくれた。
「貴方は焦ることなんてないんじゃないの？あの中なら藍沢と十分に張り合えているじゃない。」
「…きっと、アイツの目には医者としての私なんていませんよ。」
私は布団を握った。
「アイツからしたら私は手のかかる幼馴染なんですよ。」
実際にそのはずだ。
ここ最近は倒れてばかりだし。
救命の皆に迷惑ばかりかけてる…
「迷惑ですよね…こんな…弱い救命医なんて…」
作り笑いをした。
私は…嫌いだ…
こんな弱い自分…
いなくなってしまえばいいのに…
「…強い人間なんて…この世にはいないのよ。少なくとも、私はそう思っているわ。」
「三井先生…」
「強いなら１人でいいじゃない。でも、強くないから仲間が存在するものなのよ。」
そう言って三井先生ら仮眠室を出ていった。
強くないから…仲間がいる…
仲間…
「私は…
点滴の落ちる音だけが響いていた。
「ご迷惑をおかけしました。」
その日の夜には熱が下がった。
体は軽くなったのに…
心は重いまま…
「あれ…藤川先生は…」
「感電して念のため入院中。」
緋山先生が言った。
なんでまた…
後で行ってあげよう。
と思って病室に行った。
「何だよ…お前まで俺を馬鹿にしに来たのか？」
随分とひねくれている…
「ううん。感電したって聞いたから…ほら、藤川先生は前、私が倒れた時病室に来てくれたから…」
藤川先生は私から目を反らした。
時計の音だけが響いていた。
「…お母さん、来てたんだってね。心配して来てくれるなんて、良いお母さんだね。」
まさかそれが火に油を注いでしまうなんて思わなかった。
「お袋なんてどうでもいいんだよ！！」
「っ！？ごめん…」
「あ…俺も怒鳴って悪かった…」
気まずい空気が流れた。
「…言いたいことはちゃんと伝えなきゃ駄目だよ。突然…いなくなる事だってあるんだから…」
何故かそれを伝えて出ていってしまった。
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本ニャン(プロフ) - シロップさん» 物語の中身としてはあまり気にせず思いきって書くことがポイントです！気にしすぎるとかえって書きたい事が書けませんからね。あとは他の作品を読んでいいと思った事はどんどん真似しましょう！たくさん書くことが一番良いです！参考にしてもらえたら嬉しいです(*^^*)っ (2018年7月14日 18時) (
レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 本ニャンさん» 作品を書く時のコツとポイントを教えてくださいませんか？ (2018年7月14日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - ルビーさん» はい！何時でもコメントしてくださいね！応援してます！ (2018年6月15日 23時) (レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
ルビー(プロフ) - いえ！またアドバイスしてもらってもよろしいでしょうか？ (2018年6月15日 23時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - ルビーさん» そう簡単な事ではないですが、勇気を出すことも大切だと思います！違反を受けてしまった場合は素直に削除するしかありませんけどね。この拙い言葉でルビーさんが勇気を出してくれれば私は嬉しいです！生意気ですみませんm(__)m (2018年6月15日 22時) (レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2018年5月11日 7時
