12話 ページ13
一織side
「おはようございます。」
いつも通りに朝、リビングに入った。
なのに、何時もは返ってくるはずの声が今日はなかった。
管理人さんは何時もはこの時間には起きているのに…
そんな時
ガチャ
「おはようございます…」
管理人さんがやって来た。
「おはようございます。珍しいですね、貴方が遅いなんて。」
「…寝坊です…」
そのままキッチンへと向かおうとしていた。
何かが引っ掛かる…
表情の起伏は殆どない人だが…
どこかいつもと違う…
違和感を感じさせるが行動はいたって普段通り…
「あの、管理人さん。何か変わった事はありませんか？」
管理人さんの手が止まった。
「別に代わり映えないですよ。」
また手を動かし出した。
やはり、イ ジ メ の事の話はしてはくれないか。
でも、私の感じた違和感は違う。
イ ジ メ の事ではない。
一体何なんだ…？
Aside
一織さんにバレるところだった。
昨日、水をかけられたせいで体調がよろしくない。
熱を計れば36度8分。
平熱が35度台の私からしたら微熱になるが…
何もしなくなると私のいる意味が無くなる…
必要とされなくなる…
だからこのくらい我慢してやる。
いつものイ ジ メに比べたら安いもんだ。
誰にも迷惑はかけない。
私もここに居ることが出来る。
誰にも損はない。
だから我慢してやる…
襲いかかる頭の痛みに耐えるために手に力を入れた。
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本ニャン(プロフ) - 優香さん» ありがとうございます！ (2018年4月23日 22時) (
レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
優香(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！！ (2018年4月23日 22時) (レス) id: 49d81e9e59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2018年3月25日 20時
