45話 ページ46
数日後…
A「治さん…変じゃない?」
太宰「うん!今なら私との心中に相応しい!」
A「……」
太宰「無言は怖いよ…」
私は治さんについてきてもらい、ある場所に来ていた。
あの時の答えを…
A「あー…緊張してきた…」
私の手はコキザミニ震えていた。
そんな手を治さんは握って
太宰「大丈夫。」
と云った。
すると自然と震えは止まっていた。
A「…よしっ!」
私は扉を開けた。
パンッパンッ
A「へ…?」
?「おかえり/なさい!A/さん!」
扉を開けると探偵社の皆がクラッカーを鳴らした。
太宰「私が皆に云ったのだよ。そしたらね…」
治さんは微笑んだ。
私は少し俯いた。
A「…独歩さん…」
国木田「なんだ?」
A「潤一郎さん…」
谷崎「はい。」
A「ナオミちゃん…」
ナオミ「何です?」
A「賢治君…」
宮沢「はい、何ですか?」
A「晶子女医…」
与謝野「なんだい?」
A「乱歩さん…」
乱歩「ん?」
A「諭吉社長…」
福沢「うむ…」
A「敦君…」
敦「はいっ!」
A「治さん…」
太宰「うん。」
私は皆の名前を呼び、顔を上げた。
私の顔は涙でグチャグチャだろう…
それでも、私は笑った。
ううん、笑えた。
笑って…こう云えたんだ…
A「ただいま…!」
私は皆の元へ走った。
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本ニャン(プロフ) - hiさん» ありがとうございます。受験と両立出来るように頑張ります! (2017年10月9日 9時) (レス) id: 014e2025ab (このIDを非表示/違反報告)
hi - 凄く楽しかったですこれからも頑張ってください (2017年10月9日 9時) (レス) id: 8a1cd5ab5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:本ニャン | 作成日時:2017年1月3日 13時