42話 ページ43
私は死神に近づいた。
Aを見ると小さな傷はあるが致命傷ではなかった。
太宰「君が…助けたの?」
死神は頷いた。
死神は私にAを渡した。
太宰「どうして…」
私が呟いた時だった。
?『この子が…生きたいと願った…』
声の主は死神だった。
森「夜叉が…異能力の夜叉に…自我があるだと…!?」
森さんが驚いていた。
他の人も驚いていた。
異能力に自我があるなんて聞いたことがない…
そして死神はこう云った。
死神『ある男が6年前、私に云いました。『この子を守るために石に閉じ込められろ。』と。』
太宰「織田作が…」
でも…1つ引っかかる事があった。
太宰「君は…石に入っていない。」
死神『…私は男に云いました。『私が子のこを守る。その代わりに、願いの石は私を封印するものにする』と。』
織田作は…最初からAを…
死神『でも…それはもう必要ないようですね。この子には…貴方達がいる。』
死神はそう云って森さんに近づいた。
死神『一つだけ。この石原必ずこの子に渡してください。私は…この子が必要とした時、また出てきます。』
そう云って死神は消えた。
願い石はAの瞳の様に赤くなっていた。
福沢「森鴎外殿。」
社長は森さんに云った。
福沢「ポートマフィア、探偵社。どちらに戻るかはAに決めてもらおう。だが、怪我が治るまで、探偵社に身を置くが、善いか?」
森「それは構わないよ。そちらには優秀な医者がいるようでね。」
与謝野「そりゃどうも。」
森さんは私にこう云った。
森「A君は私にとっても娘の様な存在だ。もし…A君が探偵社を選んだら…守ってくれるかい?」
そんなの…答えは1つ…
太宰「勿論です。」
私達はAを連れてリパービレッジを後にした。
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本ニャン(プロフ) - hiさん» ありがとうございます。受験と両立出来るように頑張ります! (2017年10月9日 9時) (レス) id: 014e2025ab (このIDを非表示/違反報告)
hi - 凄く楽しかったですこれからも頑張ってください (2017年10月9日 9時) (レス) id: 8a1cd5ab5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:本ニャン | 作成日時:2017年1月3日 13時