29話 ページ30
ポートマフィアに来て少し経った。
あの日以降、私は織田さんに少しずつ心を開いていった。
今では『作助さん』と呼ぶようになった。
本人は『織田作』がいいって云っていたけど…
でも、他の人はまだ怖い。
そんな中、森さんに呼び出された。
最近になって私は異能力者で有る事が判った。
異能力名＿＿『合わせ鏡』＿＿
あの死神を出す能力かと思っていたけど、本当は他の異能を
死神は左目を開けていると出てくるらしく、作助さんが包帯を巻くように云っていた。
其の事で呼ばれたのかな…
そんな感じで森さんの処に着いた。
コンコンコン
ノックをして中に入った。
中には森さんと私に年の近そうな男の人がいた。
森「柳楽A君だ。A君、此方は『太宰治』君だ。」
森さんはそう云っていた。
太宰…さん…
名前だけ聞いた事が有った。
ポートマフィアの最年少幹部らしい。
A「柳楽…です…」
私はそう云った。
森「A君は顔合わせの為に呼んだんだ。すまないね、業務の途中だっただろう。」
A「いえ。では、私は此で。」
部屋を出た。
…何故私は呼ばれたのだろう…？
其の疑問だけが残った。
後から判った事だけど私は太宰幹部の補佐になったらしい。
太宰幹部の異能力『人間失格』は戦闘向きじゃなく、模倣が出来る私が補佐になったようで。
それに、作助さんの友達と云うのは一番驚いた。
年が近いと思ったけど真逆2個上とは…
私は部屋に入ると窓の外を見た。
ボーッと外を見ていると太宰幹部が入って来た。
A「何かやる事は無いですか？」
私がそう訊くと太宰幹部は『特に何もない。』と云っていた。
私は頷いてまた窓の外を見た。
其処に作助さんが来た。
私は作助さんの処まで走った。
太宰「織田作…少し…いい？」
織田「…？A、少し話をするから俺の机の上に有る書類、片付けといてくれないか？」
そう云われ、私は作助さんの仕事をしている部屋に向かった。
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本ニャン(プロフ) - hiさん» ありがとうございます。受験と両立出来るように頑張ります！ (2017年10月9日 9時) (
レス) id: 014e2025ab (このIDを非表示/違反報告)
hi - 凄く楽しかったですこれからも頑張ってください (2017年10月9日 9時) (レス) id: 8a1cd5ab5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2017年1月3日 13時
